040バンダルアッバス、ミナブ周辺(イラン)

イラン旅行・バンダル・アッバス~その3(海岸沿いの広場~バンダル・アッバス空港~テヘランへ)

魚市場を出て海岸沿いの広場に入った 27 10' 28.67"N 56 16' 15.87"E 。
この時間でも気温は高いが、それでも昼間に比べたらぐっと過ごしやすい。

「夏になると、市中に住んでいては焼け死ぬほどに暑気が厳しいから、だれ1人としてそこに留まる者はなく、すべてが城外に出て河や水に恵まれた田園で過ごす。」(東方見聞録)

Fi2602244_1e やはり海辺は涼感があり、多くの人が夕涼みをしている。

沖のほうに目を凝らすと、船の明かりがいくつか見える。
沖に停泊する大型船だろうか?
対岸のホルムズ島を探したが、残念ながら見つからなかった。

Fi2602244_2e 花火を模したネオンが点滅していた。
暗がりに大勢の人がいる。




夜になると、物売りがこの広場に集まってくる。
Fi2602244_3e
地面に描かれた区画は、露店の位置を示す物らしい。

Fi2602244_4e この町は、気温が下がる夜になると活気を帯びてくるのだ。

バンダル・アッバスの市街地を離れ、空港に向った。
途中、ピザ屋が何軒かあった。
イランで最近はやっているらしい。
日本ではファースト・フードというイメージだが、イランではやや高級感のある料理らしい。

20:40、空港に着いた 27 12' 58.90"N 56 22' 45.30"E 。

ボディチェックを受けようとしたら、秘密警察からパスポートの提示を求められた。
パスポートはテヘランのホテルに預けてあるのでここにはない。
Bさんがホテルに電話して、FAXで取り寄せてくれたので事なきを得た。

Fi2602244_5e 結局夕食は空港のレストランで食べる事になった。
ペルシャ湾岸なのでやはり魚料理を頼む。

何の魚か良くわからないがフライが出て来た。
味付けがしょっぱくて全部は食べられなかった。
ミナブのホテルのマスタード焼きはおいしかったんだけど。

空港の待合室にいる頃からさすがに睡魔が襲ってきた。
昨日はほとんど寝ていないし、そろそろ限界である。

飛行機は定刻の23:05に離陸。
外は真っ暗闇で何も見えない。

軽食が出たが食欲がわかないので手をつけず。
ずっとうつらうつらしていた。
着陸態勢になっても軽食を載せたテーブルをそのままにしていて、乗務員から注意される。


午前1:00、テヘラン着。
とにかく眠い。
すぐに運転手のCさんの車に乗り込む。

途中、Bさんは下車して自宅に帰った。
ちゃんと魚を買って帰ったので、奥さんは喜ぶだろう。

昨日と同じ道をホテルに向う。
暗闇の中に浮かび上がるホメイニ師の顔の壁画が見えた。

昨日車の中で、今たった一人でイランにいるのか、と猛烈に不安を感じた時のことを思い出した。
さすがに一日たつと慣れたが、今日は眠たくて気分が悪い。

2:05、ホテル着 35 42' 25.66"N 51 24' 30.20"E 。
すぐに部屋に入るが、寝る事はできない。
明日着る服を洗濯しておかなければならないからだ。

洗面台にお湯を溜めて下着とシャツと靴下を洗った。
明日の起床時間まで時間がないので、部屋の中でなく外に干す事にした。

ベランダに出たが、洗濯物を吊るしたハンガーをひっかける場所がない。
やはり紐と洗濯バサミを持ってくるべきだった。
わずかなとっかかりを見つけて引っ掛けて、アラームをセットして時間に追われるようにして寝た。

壁が薄くて、隣の物音がよく聞こえた。


参考・引用文献:

書名 :完訳東方見聞録 1
シリーズ :平凡社ライブラリー 326
著者名 :マルコ・ポーロ/著 , 愛宕松男/訳注
出版者 :平凡社

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イラン旅行・バンダル・アッバス~その2(魚市場)

バザールを出た後、魚市場 27 10' 27.66"N 56 16' 03.46"E に入った。
魚市場といえば朝早く開いて昼頃には閉まるものと思っていたが、意外にもこんな時間でも開いていた。

Fi2602243_1e 中に入るとぷ~んと魚臭さが漂う。
魚は種類によって売る場所が定められていて、天井から吊るされた魚の絵の看板を見れば、何を売っているかわかるようになっている。

台の上のステンレス製の箱の中には、魚がどっさり置かれている。
注文すると、魚屋が捌いてくれる。
興味深そうに箱の中を覗いて回ると、魚屋が買ってくれと言わんばかりに威勢良く掛け声を上げた。

Fi2602243_2e 魚にはうといので、ここにしかないような珍しい魚があるかどうか良くわからなかった。
これは金目鯛か?




売り切れなのか、空の箱も多い。市場の両端にあるカウンターみたいなのは何なのか?
Fi2602243_3e
ガイドのBさんは奥さんに頼まれたとかで、魚を買い込んでいた。

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イラン旅行・バンダル・アッバス~その1(バザール?)

夕闇の中、ゲノ温泉からバンダル・アッバスへ。

Fi2602242_1e バンダル・アッバスに着いた。
今日一日、荒涼とした風景をずっと見てきたが、さすがにここは賑やかである。

バンダル・アッバスは、8世紀ごろにできた港町らしい。

16世紀にホルムズ島がポルトガルに奪われると、住民は対岸のバンダル・アッバスに避難して、ここをシャフルーと名付けた。
シャフルーとは、元々旧ホルムズの一街区の名称で後にホルムズ島の名称になった「ジャラウン」が訛ったものらしい。

つまり、バンダル・アッバスの住民の祖先は旧ホルムズの住民、という事になると思う。
バンダル・アッバスは、旧ホルムズの繁栄を今に伝える場所なのだろう。

その後、ポルトガルはシャフルーをも占領した。

17世紀になると、サファヴィー朝のアッバース1世はシャフルーからポルトガルを追い出し、大規模な港を建設し、町に自分の名前を付けた。
バンダル・アッバスはサファヴィー朝最大の港町、国際貿易港として栄えたが、サファヴィー朝の衰亡と共に衰退していった。

現在は、イランの3大貿易港のひとつになっている。

夕食の前にバザールに行く事になった。

Fi2602242_2e 海岸前の通り沿いに延々と店が続いているのがバザールとの事である。
27 10' 39.16"N 56 16' 42.65"E
(汚い画像ですいません)

Fi2602242_3e しかし、今回はそちらではなく、屋内の専門店街のような所に入った。
これがその入口。



中に入った。
Fi2602242_4e
フロアは2つあり、店がぎっしりと建ち並んでいる。
商品も豊富だ。
店の造りは明るく垢抜けていて日本の百貨店と変わらない。

男性用の衣料品店のマネキンはマッチョな感じが良い。
その他ブランド品の時計、家電製品、靴、おもちゃ、化粧品などなど。
こんな店もあるのか、と思ったのは人形の専門店。

この建物に入っているのは日用品の店だけで、伝統的な工芸品の店はなかった。


参考・引用文献:

書名 :大旅行記 3
シリーズ :東洋文庫 630
著者名 :イブン・バットゥータ/〔著〕 , イブン・ジュザイイ/編 , 家島彦一/訳注
出版者 :平凡社

書名 :西アジア史 2(イラン・トルコ)
シリーズ :新版世界各国史 9
著者名 :永田雄三/編
出版者 :山川出版社

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イラン旅行・ゲノ温泉~その4(温泉の源泉~バンダル・アッバスへ)

バンダル・アッバス北方のゲノ温泉にて。

Fi2602241_1e 浴場に戻った。
ここが源泉が湧出している場所だそうだ。

係員の説明によると、温度41~53度、秒辺りの湧出量100~350リットル。
マイケル・ヤマシタ氏の写真集には、「皮膚病に効果がある」と書かれていた。

東方見聞録には、「上記した温泉場では熱湯が湧出しており、いろいろな疾病、とりわけ皮膚病に特効がある。」と書かれているので、ポーロ一行がゲノに立ち寄った可能性はある。

Fi2602241_2e 源泉の中。
良く見えなかった。





この温泉の説明板。
Fi2602241_3e
何が書かれているのかさっぱりわからない。

この温泉についての詳細は、川崎義巳著、文芸社発行の「イランの温泉を求めて」を見て頂きたい。
イラン政府の依頼で各地の温泉を調査した筆者の、貴重な体験談が語られています。

18:08、ゲノを出てバンダル・アッバスに向った。
途中、とっぷりと日が暮れてしまったが、車が故障するアクシデントが発生。
近くの集落の修理工らしき人も来て色々試していたが、どうにも駄目なようだった。

しばらく後にバンダル・アッバスから代車が来た。
残念ながら、ここで半日世話になった運転手のDさんとお別れ。


参考・引用文献:

書名 :完訳東方見聞録 1
シリーズ :平凡社ライブラリー 326
著者名 :マルコ・ポーロ/著 , 愛宕松男/訳注
出版者 :平凡社

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イラン旅行・ゲノ温泉~その3(粉引き小屋~温泉に生息する魚)

バンダル・アッバス北方のゲノ温泉にて。

Fi2602240_1e 城壁のようなものの先には、井戸のようにぽっかりと穴が空いていて、その下には粉引き小屋があった。
かなり古い時代のものらしい。




井戸の先は谷。
Fi2602240_2e
目ぼしい物がなさそうだったので、引き返す事にした。

Fi2602240_3e ここには、温泉に棲息するめずらしい魚がいる。
Aphanius ginaonis、Cyprinion watsoni、Garra persica
というらしい。

Fi2602240_4e 小さいので良く見ないとわからない。
スィーッとすばやく移動する時に初めて気付く。



画像の中央やや右下に、メダカのような魚がいるのがわかるだろうか?
Fi2602240_5e

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イラン旅行・ゲノ温泉~その2(浴場~温泉が流れ込む谷)

バンダル・アッバス北方のゲノ温泉にて。

あった。
エメラルドグリーンの流れ。
温泉場から流れ出たお湯だ。
Fi2602239_1e
バスクリンのようなこの色は、銅を含んでいるために出てくる色だ。
日が翳っていて鮮やかな色ではなかったが、見られてよかった。

この光景は、マイケル・ヤマシタ氏の写真集にあった光景とほぼ同じ。
Fi2602239_2e
写真集では単なる砂利の中の小川だったが、今ではこのように整備されている。

Fi2602239_3e 流れにそって、更に奥のほうに歩く。

このエメラルドグリーンの流れは、はるか先の谷に流れ込んでいる。

Fi2602239_4e 温泉場の方を振り返る。
見る位置によって、水の色が微妙に変わる。




山に囲まれたこの場所だけが、桃源郷のように見えた。
Fi2602239_5e
谷のほうに城壁のようなものが続いている。
道なのか壁なのか良くわからない。

昔、ここはユダヤ人の土地だったそうだ。

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イラン旅行・ゲノ温泉~その1(入り口~浴場)

ミナブからゲノ温泉に向けて走ってきた。

Fi2602238_1e 何とか明るいうちにゲノに着いた。ゲノ温泉の入口。

入場するとき、Bさんが「日本のマスコミが来たからタダで入れてくれ」と言っていたような気がしたが、私の妄想だろう。

Fi2602238_2e 中に入るといきなり目に入るのが、観覧車とレストハウス?
ただ、現在は工事中のようだ。
素朴な温泉場ではなく整備された遊園地だった。
広場では数人の家族がバーベキューを楽しんでいた。

Fi2602238_3e これが温泉場の建物。
露天風呂はない。





ここが入口。右が女性、左が男性。
Fi2602238_4e
知らないで右側の入口に入ろうとしたら制止された。

でも、今回は温泉に入るのが目的ではない。
マイケル・ヤマシタ氏の写真集、「再見マルコ・ポーロ」にあった光景を見るのが目的。

なかなか見つからないので、高台に登る事にした。

高台にかけ上った。
日没前とはいえまだまだ気温が高いせいもあり、登るのはしんどかった。

高台の上にはイスラム教の祈りの部屋?があった。
ここからは全体が見渡せる。
Fi2602238_5e
ゲノ温泉は周りをすっかり山に囲まれており、外界と隔絶している場所だった。
(たぶん、このあたり 27 26' 51.03"N 56 18' 16.91"E )

私が探しているものは左側にありそうだった。
高台から降りる。

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イラン旅行・バンダル・アッバスから北へ

ミナブからバンダル・アッバスの近くまでやってきた。

Fi2602237_1e バンダル・アッバスの北側に着いて、ここから北側に方向転換する。
(このあたり 27 14' 45.45"N 56 21' 53.92"E )
これからゲノ温泉に向う。

Fi2602237_2e 砂漠のような場所に集落が続いている。
集落をとりまく壁には、意味のわからない文字が大きく書かれていた。
イランでは良くみかける風景だ。

Fi2602237_3e この辺りは工場が多い。
かなり日が落ちてきた。日没前にゲノに着くだろうか?

Fi2602237_4e このルートは、おそらくポーロ一行がホルムズからケルマンへ引き返した時にたどったルートだと思う。
東方見聞録には、ケルマン~ホルムズの往路と復路は「別の道筋をとって」と記述されている。
山賊が出る往路を避けたのは当然と思われる。

Fi2602237_5e 「コルモスからケルマンへのこの帰路には、食糧を豊かに産するうるわしい平野を通って行く。
この平野には温泉場がたくさんあり、シャコの棲息もきわめて多く、その値もはなはだ安い。
ナツメヤシをはじめ各種の果実も豊富である。」
(東方見聞録)


参考・引用文献:

書名 :完訳東方見聞録 1
シリーズ :平凡社ライブラリー 326
著者名 :マルコ・ポーロ/著 , 愛宕松男/訳注
出版者 :平凡社

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イラン旅行・大傾斜地帯

ティアブへの道を左に見ながら、バンダル・アッバス方面に車を走らせる。

ここでBさんから改めて、本日観光予定のゴラシュケードとファーヤーブをどうするか聞かれた。

4時間程前、バンダル・アッバス国際空港からミナブに向かう途中の車中で、
「運転手のDさんによると、ファーヤーブとゴラシュケードは麻薬シンジケートの通り道になっており、あまり立ち入りたくない場所だそうだ。」
と告げられ、行くかどうか保留にしていたのだ。

そもそも私がゴラシュケードとファーヤーブに行こうと思った理由は、次の2点でした。

① このルートをポーロ一行が通ったと思われる事。

ポーロ一行がケルマンから旧ホルムズに達するまでに通ったルートは、東洋学者サー・ヘンリー・ユールやアンリ・コルディエによればたぶん以下の通りです(私の誤解である可能性もあります)。

ケルマン~(マハーン)~(ライアン)~カマディ(現ジーロフト郊外のシャハレ・ダキアヌス=シェール・イ・ダキァノス≒カマーディーン、クマーディーン)~カノサルミ~(ゴラシュケード)~(ファーヤーブ)~コルモス(旧ホルムズ)。

② ①のルートの途上でポーロ一行はカラウナスという山賊に襲われたのですが、その地点の近くまで行きたかった事。

カラウナスについて、東方見聞録には次のように書かれています。

「この(レオバール)平原には多くの都市や集落があるが、いずれもその周囲に高く厚い城壁を回らしている。
これは、この地方を荒らし回るカラウナスという山賊に備えているのである。

この山賊がなぜカラウナスと呼ばれるかといえば、それは彼らがインド人を母としタルタール人(モンゴル人)を父として生まれた者だからである。

彼らはある地方を略奪し蹂躙しようと企てる場合、魔法の呪文を二言三言唱えるだけで、白昼でもこれを暗闇に化し、よほど間近に接近するまで見つからないようにする術を心得ている。

(中略)彼らがこの平原を見渡してその目にとまったが最後、なにものも彼らから逃れる事はできない。
人間も家畜も財物も、あげて彼らの餌食になってしまう。
生け捕った男子の中から、老人は殺し若者は奴隷・農奴として売りとばす。

(中略)実はマルコ・ポーロ氏自身もあやうくこの暗黒の中でカラウナスに生け捕りにされそうになったという一事をここに付言しておきたい。
さいわいにもマルコ氏はカノサルミという町に逃げ込んで難を免れることができたが、一行中には捕われてあるいは売られ、あるいは殺された者がかなりあった。」

ユールによると、カラウナスとはモンゴルのオンギラート族の支族、カラヌート族の事で、原住地が興安嶺(カラウン・ジドゥン)である事から名付けられた名前だと言う。

イルハン国配下の兵団であったが、のちイラン東部を本拠とする山賊集団になった。
旧ホルムズを衰亡させたのが彼らなのかどうかはわからない。

カノサルミという町の所在は、現在もわかっていない。
ユールはカナート・ウル・シャム(ジーロフトから一日行程の場所か?)を支持し、アンリ・コルディエまたはアーサー・クリストファー・マウルはヴァキラバードあるいはkahnuj-panchehの近くのカマサール廃墟村だと言っているようです。

本当はこのカノサルミの町に行きたいのですが、バンダル・アッバスから遠い上に危険情報が出ているケルマン州の奥に位置するため、今回はゴラシュケードまでで引き返す事にしました。
ゴラシュケードからカノサルミと目されている場所までは、恐らく35キロ~60キロも離れていますが。


話をもとに戻します。
私は念のため、Bさんにファーヤーブやゴラシュケードの治安が悪いのかどうか再確認した。

良くないとの答えだった。

私はともかく、ガイドと運転手を危険に晒す訳には行かず、結局あきらめる事にした。

Fi2602235_1e ミナブからバンダル・アッバスへの幹線道路の北側には、延々と岩山が続いている。
この岩山は、東方見聞録には「大傾斜地帯」と書かれている。

Fi2602235_2e 「レオバール平原は南方に向って5日行程の広がりをもって延びているが、この行程5日間を行き尽くすと、別の大傾斜地にさしかかる。
ここでは前後二十マイルにわたる道のりが終始ずっと下り続けになっている。
道はとても悪い上に、盗賊が横行して危険この上もない。」

Fi2602235_3e 私はここに来る前は、「大傾斜地帯」とは傾斜した平原だと思っていた。
しかし、実際に見ると岩山が折り重なった場所のようだ。
たしかにこの場所なら、盗賊が潜んでいてもおかしくはない。

Fi2602235_4e ここがファーヤーブ~ゴラシュケード~ジーロフトへと続く道の入口。
27 23' 24.05"N 56 55' 04.62"E
残念だが見送ってこのままバンダル・アッバスへ向う。

しばらく後、右側にシャミールへの道が見えた。
27 23' 11.14"N 56 51' 50.87"E
Dさんが、地元の音楽だと言ってノリの良い曲を流した。


参考・引用文献:

書名 :完訳東方見聞録 1
シリーズ :平凡社ライブラリー 326
著者名 :マルコ・ポーロ/著 , 愛宕松男/訳注
出版者 :平凡社

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イラン旅行・ミナブ城砦遠景~ミナブの支配者の館

ミナブ河にかかる橋。

Fi2602234_1e 橋のたもとからは、ミナブ城砦 27 09' 05.33"N 57 04' 40.53"E ? を眺める事ができる。

写真撮影のため、車を降りた。
夕方に差し掛かって、幾分暑さがやわらいだとはいえ、まだまだ厳しい。

ミナブ城砦は、ミナブ市内で最も有名な観光地だ。
城砦の上から景色を眺めたかったが、時間がないのであきらめた。

運転手のDさんが、変わった場所に案内するという。

案内された場所は、200年前のミナブの支配者の館跡。
Fi2602234_2e
泥レンガで出来ているのだろうか?
溶けたように崩れている。

敷地はかなり広い。
Fi2602234_3e
地面を見ると、土器の破片が散らばっている。

こちらは形が整っているとは言え、ゴラーズと呼ばれる場所で見た遺跡と非常によく似ている。
Fi2602234_4e
やはりゴラーズの遺跡も新しいものなのだろう。

敷地の隅には監視塔のようなものが建っていた。
Fi2602234_5e
この後Dさんから、数百年の歴史があるバザールや、手工芸品を売る店に行かないかと言われたが、もう時間がないので断った。

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