250南アルプス・仙丈岳⇒塩見岳

南アルプス・仙丈岳⇒塩見岳~その29(水無沢~塩川バス停)

三伏峠小屋からバス停のある塩川小屋に降りる途中。
急斜面を降り、沢を丸木橋で渡る地点に出た。
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沢では水流が小滝を流れ落ちていて爽やかな気分だ。
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その後は長い川沿いの道をずんずん進む。
途中、道がわかりにくい涸れ沢のある地点がある。
真夏の沢で一休み。空が青く、緑がまぶしい。
明日からは再び仕事。しばらくこういう景色とも無縁になる。寂しい・・・。
しばらく進むと砂防ダムが現れ、草地に着いた。
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草地を横切って鉄の橋を渡ると、塩川小屋が見える場所に出る。
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塩川のバス停は左側にあった 35 34' 23.15"N 138 06' 30.37"E 。旅は終った。
たまたま下山した夫婦がワゴン車のタクシーを予約していた為、他の登山者と共に相乗りさせて頂いた。
計6人で1人あたりほぼバスと同じ料金。
車の中で、他の登山者の感想を聞いた。
天気も良かったし、それぞれ今回の山行に満足されたようだった。

山深い道を通り鹿塩温泉を抜け湖岸を通り、伊那大島駅着 35 35' 30.29"N 137 54' 36.92"E 。
残念ながら駅は商店街から離れている。
最初は気合が入らなかったが、終ってみると良い山旅でした。
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南アルプス・仙丈岳⇒塩見岳~その28(豊口山分岐~尾根取付点)

三伏峠小屋からバス停のある塩川小屋に降りる。
最初は砂っぽい急な下りがあり、その後樹林帯に入ってから鳥倉林道への分岐がある。
おばさん達が、まいった!と言わんばかりの顔つきで登ってきて、「三伏峠まであと、どれ位ですかあ?」と聞いてきた。気持が痛いほどわかった。
豊口山と塩川登山口から三伏峠までの登りは眺望のない急坂の連続で、誰もが辛い思いをする所だ。
私も20年前に登ったが、苦しかった記憶しかない。
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ここからはひたすら綴れ折りの急斜面を下っていくばかりだ。
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ひっそりとした樹林の中で、ストックが石に当るコツンという音だけが響く。
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中間地点には平らな場所があり、2,3分歩いた所に清水が湧き出ている。
更に急な下りが続く。
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やがて気温が高くなったな、と感じる頃、シダのような草が生えて苔むした岩のある場所に出る。
ここからすぐに「三伏峠」と書かれた標識が現れた。
ようやく河原に着いたようだ 35 34' 06.41"N 138 07' 40.89"E 。
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南アルプス・仙丈岳⇒塩見岳~その27(三伏山~三伏峠小屋)

三伏山の頂上はハイマツ帯で、大変展望が良い。
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仙丈岳~間ノ岳~塩見岳~本谷山と続く尾根が見えた。
塩見岳頂上は雲に隠れていた(通常のサイズに伸ばして見て下さい)。
南部の山々の眺めも良い。
ここで南アルプスの大展望ともお別れである。
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三伏峠の登山小屋と、その前の広場の色とりどりのテントが間近に見える。
三伏峠は日本最高所の峠で、標高2560m。
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三伏山からわずかの距離で三伏峠小屋に着いた 35 33' 21.00"N 138 08' 31.88"E 。
登山小屋の裏手には新しい小屋があり、大変きれいな建物だ 35 33' 20.54"N 138 08' 30.31"E 。
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ここでトイレを済ませ、缶コーヒーを飲んで休憩。
塩川小屋へ降りる。
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南アルプス・仙丈岳⇒塩見岳~その26(本谷山周辺)

権右衛門沢から登って尾根に出た。
朝日の射す静かな樹林の中でひとり4日間を振り返った。
こののどかですがすがしい山の雰囲気を味わうのも、今日限りと思うと、残念で涙が滲んでしまった。
ところが、そのような感傷的な気分は、三伏峠から来る大勢の人々に打ち破られてしまった。
あまりにも頻繁にすれ違うのでうんざりした。

本谷山への尾根道を登り降りしているうち、明るい枯木立のある場所に来た。
ここからは尾根道が良く見えた。
本谷山へは、まだピークをいくつか越えて行かなければいけないようだった。
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本谷山近くになるとハイマツの尾根道になるが、潅木が生えていて展望は良くない。
頂上はまだか、と思って歩いているうちに少し開けた本谷山頂上に着いた(2657.9) 35 34' 17.70"N 138 09' 05.78"E 。
ここからは仙丈岳~間ノ岳~塩見岳が見渡せた。
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これから向う三伏峠小屋の赤い屋根も見えた。
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本谷山を下って三伏山に登る。
途中、三伏小屋への分岐があるが、間違えてこの道に入ってしまうと、30分程時間のロスになるので、気をつけながら歩く。
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南アルプス・仙丈岳⇒塩見岳~その25(朝の塩見小屋)

今日は帰る日である。
眠気と暑さと体力不足でつらい四日間だったが、今から思えば本当に来て良かった。
後は満足感と共に下山するだけだ。
今日一日、山の雰囲気を大いに楽しもう。

4:00頃起きたら、外は真っ暗で三日月が見えた。
しかし形が少しおかしい。リングのように輪になっていた。
外は日の出を待つ人たちで賑わっている。

朝食の時間。
後は降りるだけ!と思うと朝食もおいしかった。
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朝日を浴びた塩見岳は綺麗だったし、北アルプスの山並みも良く見えた。
時間に余裕があるので、今日は5:30頃に出発する事にした。
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突然、小屋の中でポンッ!という音がした。
まさかガスボンベが破裂したのかと思ったが、じいさんが1人、消火器を持って外に飛び出してきた。
消火器を倒して中味を噴出させたらしい。まわりの人は大慌てだった。
小屋の主人が駆けつけてきた。
小屋の中を見回すと、濡れた私物や寝具を外に運び出した。
私物の所有者が、あ~あ、などとぼやいていた。
バイト総出で小屋の屋根に寝具を乾かしたり、小屋前の砂を掃いたりしていた。
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この混乱が続く中、5:30前に私は出発した。
塩見岳は朝日に輝いていて、小屋では大勢の人が出発の準備をしていた。

歩くにつれ、小屋は遠ざかって尾根の影に隠れてしまった。
砂地の道を降りると樹林帯に入った。
登山者も少なく静かで、さっきまでの小屋の喧騒が名残惜しい。
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すぐに塩見新道との分岐に出た。
しばらく下った後権右衛門沢に出た。
水は全く流れていない。
ここから登りになった。
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南アルプス・仙丈岳⇒塩見岳~その24(塩見岳西峰頂上~塩見小屋)

頂上から少し下ると、聳え立つ天狗岩と、切れ込んだ鞍部につけられた浮石だらけのルートがまるまる見えた。
今も10人ばかりが登降している最中だった。
私はこれから鞍部へ降りようとしている三人連れの後にくっついて、慎重に降りた。
前の三人の降り方を参考にできるので楽だ。
鞍部に着くと、三人から先に行ってくれ、と言われた。
緊張しながら天狗岩の急斜面を登った。

登りきった所から天狗岩南面を下降~トラバースして3人の男女とすれ違った途端、今までの岩道は消え、ハイマツの中の小道になった。
その瞬間、危険地帯を抜けた安堵の感情が満ち溢れ、この上ない充実感が押し寄せてきた。
これから先下山するまで、もう危険な場所も苦しい場所もない。何と安らかな気分だろうか。
何とも言いようの無い素晴らしい気持で、すぐ近くの塩見小屋に向った。
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12時前に塩見小屋に着いた 35 34' 42.50"N 138 10' 32.26"E 。
20年ほど前に訪れた場所だが、思っていた以上に小さい小屋だった。
こんなに小さい小屋では、予約なしにこんなに早い時間に泊めてくれないだろうと思い、三伏峠小屋に下る事を考えた。
しかし、辺りはガスに覆われ始めていて、天気が心配だった。

とりあえず小屋の前のベンチで昼食を食べた。
熊ノ平小屋で売っていた弁当だが、小屋の夕朝食の貧弱な食事と違って、実に美味しかった。
さて、今から下ると三伏峠小屋には14:30頃に着く事になる。
やはり天気が心配なので、ダメモトで小屋の人に尋ねた。
「今日、小屋は一杯ですかね?」
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すると意外にも、テント小屋で我慢できるんだったら泊まってもいいとの答え。
私はテント小屋の状態を見に行った。
壁板は薄く、かなり寒いのでは、と思ったが、すっかりガスに覆われた三伏峠までの道を考えると、明日気分良く降りたほうが良い、という結論に達した。
そこで宿泊手続きを行った。
まず、いきなり便袋の話が始まり面食らった。
便袋とは大便を入れる袋の事である。
※大便を持ち帰れ、という訳ではありません。
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次に水場に行って水を汲もうと考えた。
最初は細く急な山道を元気良く下ったが、いくら下っても沢音が近づかないので、諦めて小屋に戻る事にした。
帰りの登り道はとても辛かった。

小屋に戻ると、テント小屋の中で寝る事にした。
たぶん今夜は良く眠れないのではないかと予測したからだ。
しかし、テント小屋の中は寒くて、眠るのは難しかった。
そのうち、他の宿泊客がテント小屋に入って寝始めた。

しばらく後、塩見岳が見える!との声に飛び起きて外に出た。
塩見岳の見事な山容が、岩の1個1個まではっきりと見えた。
ここからだと天狗岩と重なって、双耳峰のように見えた。
しばらくは色々な場所から塩見岳を眺めていたが、再びガスに覆われてしまったのでテント小屋の前でブラブラしていた。
登山ガイドが、ツアー客が塩見岳から戻ってこないと言って心配そうにしていた。
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16:30になって夕食の時間になった。
小屋が小さい割には、食事の内容は充実していて嬉しかった。
とにかく今晩は祝杯を上げたかった。

食事の後は早々に寝床に入った。
緊張感から解放されたせいか良く眠れた。
テント小屋の中は暖かかった。
良かった・・・。
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南アルプス・仙丈岳⇒塩見岳~その23(塩見岳東峰~塩見岳西峰頂上からのパノラマ)

塩見岳東峰頂上から北西を眺める。
塩見岳西峰頂上がある。(通常のサイズに伸ばして見て下さい。前回の最後の画像の右側の景色です)。
雲海に浮かぶ離れ小島みたいだ。
彼方には中央アルプスの峰々。
一通り写真を撮り終えたので、今度は西峰頂上に行ってみよう。
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塩見岳西峰頂上(3047) 35 34' 28.84"N 138 10' 55.78"E 。
まだ顔が死んでいる。
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振り返って東峰頂上を見た。
西峰頂上のほうがちょっと高い?
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南側の眺め。
左から、千枚岳~悪沢岳(3141)~荒川中岳~荒川前岳。
その上にほんの少し見える赤石岳と聖岳。
更に右側に兎岳~中盛丸山~大沢岳。
昨年歩いた懐かしい山々。
荒川三山から手前に向って、大日影山~小河内岳~烏帽子岳。
もっと休みが取れていたら、この尾根を辿って荒川三山にゴールインするはずだった。
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前の画像の右側の眺め。
さっきまで目立っていた三伏峠小屋の赤い屋根は、もうガスが尾根を覆って見えなくなった。
頂上に着いて嬉しかったが、それ程安らかな気分でもなかった。
何故なら、今日の宿泊場所、塩見小屋との間には、天狗岩と呼ばれる難所が待ち受けているからだ。
どれほどの難所かわからないが、地図には危険マークが付いている。
今回、塩見岳登頂でホッとする直後の難所だけに、尚更警戒した。
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南アルプス・仙丈岳⇒塩見岳~その22(北俣岳~塩見岳東峰頂上からのパノラマ)

正しい道に入り、先程の岩の下を通過すると、塩見岳への最後の登り道の直前にある鞍部に到着する。
ここは左右が切れ落ちた砂の急斜面になっていて、見るからに危なそうだ。
小走りで通過した。

登りにとりかかると、上のほうから息せき切った若者が降りてきた。
頂上までの登りは結構きつそうだった。

ある程度登ると、ハイマツの尾根に出た。
さっきまで見えていた頂上が尾根に遮られて見えなくなり、辺りが急に静かになった。この尾根が思いがけず長いのを見て、がっかりした。

更に歩くと、頂上への岩だらけの道が見えた。
頂上の人影はまだ小さい。何とか頑張って頂上目指して歩く。
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あとちょっとで頂上!
岩の積み重なった頂上直下を攀じ登る。
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着いた。塩見岳東峰頂上 35 34' 28.09"N 138 11' 00.45"E 。
頂上の上で、しばらく抜け殻のように脱力していた。

画像は北側の眺め。通常のサイズに伸ばして見て下さい。
左から甲斐駒ヶ岳~栗沢山~アサヨ峰。
中央付近に北岳~間ノ岳。
中央から右側へ、西農鳥岳~農鳥岳~広河内岳。
中央から手前にかけて、三峰岳~安部荒倉岳~新陀抜山~北荒川岳南面の大崩壊~右端に向って北俣岳。

頂上にはおじさんが3人いた。
どこから来たのかと問われ、バカ尾根を辿って来たと言うと、驚いたようなあきれたような顔をされた。

北俣岳~塩見岳頂上の尾根には、今も何人かの登山者が登って来るのが見える。
ついさっきまで自分が苦しめられた尾根を眺めながら、彼らは今一番つらい場所にいるんだな~と、ぼんやり考えていた。
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南東方向の眺め。
北俣岳から伸びる尾根。
右端は蝙蝠岳(2864.7)。
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西側の眺め。
右から本谷山~三伏峠~烏帽子岳。
明日辿る予定のルート。
三伏峠には、赤い屋根の三伏峠小屋が見えた。
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南アルプス・仙丈岳⇒塩見岳~その21(北荒川岳~北俣岳)

小さな建物は、大きさから言ってトイレのようだった。残念ながらしっかりと戸締りがしてある。
ここは北荒川岳東面の巻道との合流点になっていて、標識の立つテントサイトだった。
ここから道は潅木の中に入った。お花畑の中に木々が生茂っているような場所だ。
日差しがだいぶ強くなり、歩いているとあまりに暑いので、たまらずに休憩して日焼け止めを塗った。

再び歩き始めると、やがてハイマツの中の砂地の道を登って行く。
右前方上に、一瞬ケルンと人影が見えた。
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更に歩くと塩見岳の大きな山塊が眼前に現れ、山頂まで続く長大な傾斜路が一望できた。
ようやく塩見岳の登り口に到着した。
傾斜路の上では、大人数のパーティーが休んでいるのが見えた。人が米粒のようだった。
暑さで頭がふらふらしていたので、倒れ込むようにケルンの日陰に頭を入れた。
ケルンの少し先から、塩見岳の前衛、北俣岳の傾斜路が始まっている。
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最初の傾斜路を登り切ると、北俣岳頂上直下の急斜面までなだらかな道が続き、造作もなく歩けてしまう。
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しかしここから始まる北俣岳頂上直下の急斜面が問題だ。
下から見ると、まるで壁のようである。

この急斜面をズリ落ちないようにジグザグに登っていく。
体のエンジンが過熱してうなりを上げるような感じだ。
とにかく一歩一歩足を前に出し続ける。

しかし時折我慢できずに、足を踏ん張って体を前傾しながら休んだ。
上のほうに人が見えたので、もうすぐ北俣岳の頂上だと思い気合を入れる。
途中下って来る人とすれ違った時、「ここからはきついよ」と言われる。そんな事はわかってます。

しかしここからは本当に、今まで以上にきつかった。
力を抜くと、下まで落ちそうな感じだ。
何回か滑りそうな場所を、駆け足で無理矢理よじ登った。

やっとの事で北俣岳の頂上に辿り付いた 35 34' 37.37"N 138 11' 20.87"E 。
ここは蝙蝠岳と塩見岳への分岐になっている。
たまらずに標識の脇にへたり込んだ。この辺には日陰は全く無い。
分岐だけあって、登山者が次から次とやって来た。
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南西方向を眺めると、塩見岳の頂上に立つ登山者が見えた。

いよいよ塩見岳頂上に向けての、最後の歩行だ。
しかし赤いペンキに従って行くと、すぐに立ち往生してしまった。
行く手に大きな岩があり、どう考えてもこれは越えられなかった。
良く見ると岩の下のほうで登山者が休んでいた。道を間違えたらしい。

北俣岳頂上に引き返したが、情けない事に塩見岳頂上への道がわからない。
塩見岳頂上からやって来た登山者の姿を見て、ようやく行き方がわかった。
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南アルプス・仙丈岳⇒塩見岳~その20(小岩峰~新陀抜山~北荒川岳)

小岩峰を出発する。新陀抜山(2667) 35 36' 30.57"N 138 12' 21.93"E は東面を巻いて行く。
ずっと樹林の中の道なので、新陀抜山の頂上直下を通過したかどうかも良くわからない。
いつしか道は下り加減になり、北荒川岳との鞍部に向っていく。
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やがて、ひょっこりと草原に出る。
お花畑が見られて綺麗だ。
行く手には、半分樹林に隠れて北荒川岳の丸い山容が見える。
ここからいくらか下った所が鞍部だったろうか?樹林の中の登りが始まった。
7:30を過ぎてかなり暑くなってきた。
樹林を抜け、ハイマツの中の一本道を登る。
結構急な登りで息を切らす。
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なんとか登り切ると、想像していなかった異様な光景が広がっていた。
目の前に北荒川岳頂上の三角点(2697.6) 35 35' 45.79"N 138 11' 44.55"E 。
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そこから砂地の平べったい尾根が左に大きく湾曲し、塩見岳のほうに伸びている。
尾根の右側は崩壊して切り立っている。塩見岳がかなり大きく迫って見えた。

私は月面のような尾根を、まるでハイウェイの上でカーブを切るように歩いていった。
ゆったりとしていい気分だ。劇場の花道を歩いているようでもある。
砂地の上には、所々コマクサなどの高山植物を囲う石が並べてあった。
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左側前方に小さな建物が見える。
仙人が住んでいるのだろうか?
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