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イラン・ガズヴィーン~アラムート~タブリーズ旅行~その8(アラムート城・その2)

ガズヴィーン郊外のアラムート城の登り口。
これからいよいよ登り始める。最初はなだらかな道。雪もない。のどかな気分で歩きはじめる。鼻歌でも歌いながら。Dsc01287aしかし、巨岩に近づくと道は急になっていきます。雪も出てきます。しかもシャーベット状(笑)。一抹の不安が。Dsc01288ajpgおっ!階段だ。助かったぞ!Dsc01289a_2いやあー!勘弁してー!凍った雪が階段にへばりついています!何とかスニーカーで踏みしめながら歩けるレベル。階段じゃなくて地面を歩いたほうがましだった。Dsc01290a巨岩がせせりだしています。それを巻くように道が付いています。平坦な道になったのでほっとしています。Dsc01291a巨岩に巻き付いた道がうねうねと続くのが見えます。こんな道では大軍でも攻めあぐねたでしょう。難攻不落なわけです。道は思ったよりも雪が(氷が)少ない。やった!Dsc01292aしかし結局こうなるんだよなあ!この急角度。上まで行けるのか心配になってきた。無雪期だったらなんてことはない道なんですが。Dsc01293aアラムート城の巨岩。上から狙い撃ちですわ。Dsc01294a何か建物が見えてきたが、この道。完全に凍ってる。これ軽アイゼンがないと無理ですわ。ここから滑り落ちたら谷底へ転がっていく。Dsc01295aこれでもかと試練が続く。ガイドのAさんに支えてもらいながら、頼りない柵のようなものを掴みながら、なんとか少しずつ登っていく。Dsc01296a途中途中にこのような修復中?の遺構があります。この壁で敵を防いだんだろうなあ。Dsc01297a道は更に続きます。ただ雪の深さが増したおかげで歩きやすくはなりました。Dsc01298a巨大な城郭。こんな絶壁の上によくぞ建てたものだと感心する。asbi khane(通称:馬小屋)と呼ばれる岩を穿った長さ12.5m、高さ3.1mのトンネルがある。南側ではガザルダシュ(地名?)を見下ろせる。Dsc01299a途中、工事現場の番小屋らしきものがあった。Dsc01300a別角度から城郭を見る。ベースは本当に一枚岩だ。これでは崩すこともできないよ。Dsc01302aモスクの北門がある。5.8mの幅を持つモスクの中央部の入り口。様々なレンガの装飾を施した2つの側壁がある。この入口には壊れた断片が残っている。ベースの壁はセルジューク朝期(10世紀~12世紀)でその上にサファヴィー朝期(16世紀~18世紀)の遺構あり。もしかしたらここにイマームや「山の老人」の居室があったのだろうか?Dsc01303a見ての通り、2層になっている場所もある。岩の形に合わせて城郭を構築したのだろう。城郭の内部も移動しやすいようになっている。Dsc01305a城郭の間の通路。上に上がっていきます。Dsc01306a城の北端に出た。この部分は水槽、塔、壁、避難所、防護室が穿たれた階段でつながっている。防御壁と戦闘室があります。遠くにイランの国旗がはためいている。Dsc01308a恐らくこれが水槽だろうか?長さ13メートル、幅3メートル、奥行き4メートル。Dsc01307a他にも岩に穿たれた巨大な穴がある。イマームは天上の神に近い場所にいたのかもしれないから、居室もあったのかもしれない。想像が膨らむ。Dsc01309aDsc01310aこの丸い穴も良く分からないなあ。最近の物?Dsc01315a防御のための壁が連なっています。それにしても周りの景色も絶景!Dsc01313a当時はもっと立派な壁や塔が立ち並んでいたんだろう。Dsc01314aドライバーのBさんにおだてられ、一番高そうな場所に立ってみました。こ、怖い。と言うか、こんな細長くて高い場所、誰が攻めるのー!Dsc01320a両サイドは絶壁だしー!Dsc01318aひいい!怖い!落ちたら死ぬ。結構高度感ありますよー!Dsc01322aそれにしても雪に覆われたアルボルズ山脈の綺麗な事。ほんと絶景だわー!Dsc01317a麓の集落はガザルハン。マルコ・ポーロが東方見聞録で言っていた、「両山脈に挟まれた峡谷中に、彼はとても壮大美麗な庭園を造り、…彼がこの宮苑に現出せしめたかかる光景こそは、マホメットがその教徒に説いた天国の境地、すなわち天国に生まれたるものは葡萄酒・牛乳・蜂蜜・淡水の流れを眺め、思いのままに美女を手に入れ心行くばかりの快楽に耽ることができるという、まさにその通りのありさま」の庭園というのは、この峡谷のどこにあったんだろうか?Dsc01311aこの道を登ってきたんだな。まあクルマだけど。下から見るよりは高さを感じます。Dsc01312a城上部の主門の遺構。セルジューク朝期(10世紀~12世紀)のベースの上に、サファヴィー朝期(16世紀~18世紀)のレンガで作られた石段と6つのアーチがあります。入口と石のアーチの両側に2つの八角形の石柱がありセルジューク朝期のものです。Dsc01323a当時の主門はこんなイメージ。モンゴル軍、アラムートを攻めるの図。Dsc01324a城塞の上にいるときは考えてもいなかったが、凍結した斜面って登るときよりも降るときの方が怖いんだよねー!もういやだー!Dsc01326a無事車までたどり着きました。13:05出発。

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