« トライアンファント・リターン!「ドイツ軍の反撃」シナリオ練習ソロプレイ~その1 | トップページ | 2013年前半に観た映画ランキング »

トライアンファント・リターン!「クラッシュ・オブ・タイタンズ」シナリオ練習ソロプレイ~その1

モメンツ・イン・ヒストリーのトライアンファント・リターン!TRIUMPHANT RETURN !の「クラッシュ・オブ・タイタンズ」シナリオをプレイしました。
正直な所未熟なプレイで申し訳ありませんが、関心があればご覧下さい。

【ゲームの概要】
テーマ:独ソ戦の南部戦線。ウクライナ中央部。1943年11月~1943年12月に行われた、ドニエプル河畔リュティヒ橋頭堡から始まったソ連軍の枢軸軍に対する冬季攻勢とドイツ軍の反撃。
地図盤の範囲:ウクライナ地方キエフ~ジトミール周辺。
1ヘクス:7キロ。
1ターン:3~7日。
1ユニット:大隊~師団。
特徴的なルール:
ZOCリンク。戦車戦はマストアタックでファイヤーパワー方式、通常戦闘はメイアタックで戦闘比方式。
勝利条件:
ゲーム終了時にドイツ軍がキエフを一部でも占領していたらドイツ軍の勝利。キエフを占領していない場合、7つある都市ヘクス、ソ連軍橋頭堡ヘクスを占領する事によって得られる勝利得点が大きいほうが勝利(ソ連軍橋頭堡ヘクスの占領で得点できるのはドイツ軍のみ)。

なるべく第二次世界大戦の欧州戦線を全期間網羅するようにゲームを選んでプレイしたいと思っています。このゲームは名作「ウクライナ’43」の直後の一ヶ月を扱っている為、プレイしました。
しかしこのゲームのキャンペーンシナリオを行うと、ドイツ軍は反撃どころかボロボロになって終わるらしく、それならキャンペーンシナリオの期間を3つに分けたミニシナリオをプレイしたほうが史実の追体験になるのではと思い、1、2番目のシナリオに続き、3番目のシナリオ「クラッシュ・オブ・タイタンズ」をプレイしました。

初期配置
Dsc00189c
初期配置(9ターン目)を見ると、ドイツ軍の除去ユニットは6個連隊相当で、前回プレイした「ドイツ軍の反撃」シナリオの8ターン終了時の除去11個連隊と比べてかなり少ないです。ソ連軍も、「ドイツ軍の反撃」シナリオ8ターン終了時の除去ユニット19個旅団+2個軍団に対し、除去はわずか3個旅団になっています。これは戦闘・補充システムに問題があるとしか思えません。
また、ソ連軍、ドイツ軍とも戦線に穴があるのも通常のプレイでは考えられません。
それに、いくつか違和感を覚える配置があります。
①第25装甲師団が進入禁止のはずの湿地にいる。
②ブクリン橋頭堡の一部(勝利得点ヘクス)にソ連軍ユニットが配置されていない。
まあ、とにかくプレイしてみます。

第9ターン(1943年12月1日~12月4日)
ソ連軍プレイヤーターン:
現在、ファストフ、マリンを占領している。あと獲れそうなのがコロステンとビーラ・ツェールクヴァ辺りか。独軍戦線の穴からベルディチェフ、コジャーティンも獲れてしまうが、ソ連軍戦線から遠すぎて独軍に奪回されると考えておいたほうがよさそうだ。独軍の有力部隊は西に集中している為、コロステンを獲れるかどうかが勝敗の分かれ目になるかもしれない。
東から。ブクリン橋頭堡の第9機械化軍団+2個狙撃兵師団が第112歩兵戦闘団を包囲攻撃。戦線に穴を開け後方に待機している第6親衛、第11親衛戦車軍団を突破させビーラ・ツェールクヴァを強襲する予定。独軍、赤軍とも1損害。
第47、50狙撃兵軍団、第8親衛機械化軍団が第34歩兵師団を全力・集中攻撃。独軍、赤軍とも2損害。
ファストフ~テテレフ川の東までは狙撃兵軍団が単一の戦線を引いている。ファストフには屈指の戦力を持つ第74狙撃兵軍団を置き、更に攻撃された時の対応部隊として3個狙撃兵師団、1個戦車旅団が控えている。
強力な独軍が集まるテテレフ川の西~コロステンまでは、二重戦線を引いた。
第1親衛騎兵軍団と第1空挺師団はコロステンの第276三号突撃砲大隊を包囲攻撃。戦車戦、独軍、赤軍とも1損害。コロステンを占領した。
その西では第23、24、77狙撃兵軍団、第5親衛戦車軍団+1個戦車旅団が第291歩兵師団を包囲攻撃。独軍2損害。
第7親衛戦車軍団(3個旅団)は独軍戦線の穴を抜け、捨て駒となってベルディチェフ、コジャーティンを占領した。独軍はこれらの都市奪回に戦力を割り振らざるを得なくなるだろう。そうすればコロステンへの独軍の圧力が減る。
予備移動。戦闘により出来た独軍戦線の穴から第6親衛、第11親衛戦車軍団が侵入しビーラ・ツェールクヴァに隣接。これで独軍第34、82、168歩兵師団が袋のネズミになった。
予備戦闘。第6親衛、第11親衛戦車軍団(計6個旅団)がビーラ・ツェールクヴァの独軍第10装甲擲弾兵師団(戦闘団)を攻撃。独軍予備の三号突撃砲大隊2個が援軍として到着。戦車戦、独軍3損害、赤軍1損害。ビーラ・ツェールクヴァの占領は成らなかったものの、独軍に大損害を与えた。
独軍プレイヤーターン:
戦線右翼で2.5個師団が包囲された事、赤軍第7親衛戦車軍団がベルディチェフ、コジャーティンを占領した事、コロステンを占領された事でたちまち危機的状況に陥った。
包囲された部隊を救う手立てはなく、戦線を大幅に西に下げた。また戦線から3個師団を引き抜いてベルディチェフ、コジャーティンを取り戻す事が急務になった。
第20装甲擲弾兵師団(戦闘団)、第112歩兵戦闘団、第509ティーガー大隊、第202三号突撃砲大隊がコジャーティンの第7親衛戦車軍団の1個旅団を集中攻撃。戦車戦、双方損害なし。通常戦闘、赤軍2損害、独軍1損害、コジャーティンを再占領した。
第1装甲師団、第7装甲師団(戦闘団)がベルディチェフの第7親衛戦車軍団の2個旅団を集中攻撃。戦車戦、赤軍2損害。通常戦闘、赤軍2損害、独軍1損害、ベルディチェフを再占領した。
第1SS装甲師団、第25装甲師団(戦闘団)、第2降下猟兵師団が第4親衛戦車軍団を攻撃。戦車戦、赤軍3損害。通常戦闘、赤軍2損害、独軍1損害。
ドイツ軍の完全除去ユニット:5個歩兵連隊。
ドイツ軍の除去ユニット:4個歩兵連隊、1個装甲戦闘団、2個装甲大隊。
ソ連軍の完全除去ユニット:3個戦車旅団。
ソ連軍の除去ユニット:8個戦車旅団。
Dsc00374c

第10ターン(1943年12月5日~12月7日)
ソ連軍プレイヤーターン:
戦線の北端と南端で圧倒的有利に立ち攻勢に出た。独軍第1SS、第1装甲師団はこの両端の攻勢のどちらか一方しか対応できないだろう。
南から。第50、107狙撃兵軍団+狙撃兵師団2個が第168歩兵師団を集中攻撃。独軍1損害、赤軍2損害。
第64親衛戦車旅団+狙撃兵師団2個がビーラ・ツェールクヴァの第75歩兵師団の1個連隊を集中攻撃。独軍2損害、赤軍1損害、ビーラ・ツェールクヴァを占領。
第8親衛戦車軍団+1個狙撃兵師団+1個戦車旅団が第198歩兵師団の1個連隊を攻撃。独軍2損害。
第6親衛、第11親衛戦車軍団が第198歩兵師団の2個連隊を攻撃。独軍2損害、赤軍1損害。
第21、74、第18親衛狙撃兵軍団が第75歩兵師団の2個連隊を攻撃。独軍4損害、赤軍1損害。
第5親衛戦車、第23、77狙撃兵軍団が第208歩兵師団を攻撃。独軍1損害、赤軍1損害。
第18親衛、第24狙撃兵軍団、第1空挺師団が軍団支隊Cを集中攻撃。独軍2損害。
独軍プレイヤーターン:
状況は更に深刻になった。ソ連軍の北からの攻撃で、ジトミールも脅かされつつある。第1装甲師団を北に移動させ第1SS装甲師団と共にソ連軍を撃退する。
第1装甲師団、第509ティーガー大隊が第5親衛戦車軍団を攻撃。戦車戦、赤軍3損害。
第1SS装甲師団、第2SS装甲師団(戦闘団)が第25戦車軍団+チェコ自動車化旅団を攻撃。戦車戦、赤軍1損害、独軍1損害。通常戦闘、赤軍1損害。
ドイツ軍の完全除去ユニット:7個歩兵連隊。
ドイツ軍の除去ユニット:9個歩兵連隊、1個装甲戦闘団、2個装甲大隊。
ソ連軍の完全除去ユニット:3個戦車旅団。
ソ連軍の除去ユニット:10個戦車旅団。
Dsc00375c

第11ターン(1943年12月8日~12月10日)
ソ連軍プレイヤーターン:
第5親衛戦車軍団が壊滅したものの、依然として主導権はこちらにある。しかし戦線の北端は独軍第1SS、第1装甲師団を警戒して防御態勢に入った。
南から。第22、50、107狙撃兵軍団+2個狙撃兵師団が第168歩兵師団を全力、集中攻撃。独軍4損害、赤軍1損害。
第8親衛、第9機械化軍団が第112歩兵戦闘団を攻撃。独軍2損害。
第17親衛、21、74、94狙撃兵軍団が第25装甲師団を全力攻撃。独軍4損害、赤軍1損害。
予備移動。第6親衛、第11親衛戦車軍団が戦線を突破し、ベルディチェフ、コジャーティンに向け移動。
独軍プレイヤーターン:
戦線南部でのソ連軍2個戦車軍団の突破を見過ごす訳にはいかなくなった。北部の第1SS、第1装甲師団を南部に移動し、ソ連軍戦車軍団を撃滅させる事にする。
第1SS装甲師団、第7装甲師団(戦闘団)、第20装甲擲弾兵師団(戦闘団)、三号突撃砲大隊1個、歩兵連隊2個で、第11親衛戦車軍団を集中攻撃。戦車戦、赤軍6損害。
第1装甲師団、第509ティーガー大隊、三号突撃砲大隊が第6親衛戦車軍団を集中攻撃。戦車戦、赤軍3損害。
ドイツ軍の完全除去ユニット:9個歩兵連隊。
ドイツ軍の除去ユニット:9個歩兵連隊、1個自動車化戦闘団、2個装甲大隊。
ソ連軍の完全除去ユニット:8個戦車旅団。
ソ連軍の除去ユニット:9個戦車旅団。
Dsc00376c

第12ターン(1943年12月11日~12月13日)
ソ連軍プレイヤーターン:
コロステンから独軍を遠ざけ、その占領はより確実になった。南部では第6、第11親衛戦車軍団が壊滅したものの、攻撃戦力は残っている。今度は独軍第1SS、第1装甲師団がいなくなった北部でも攻勢に出て、独軍を着実に消耗させていく。
南から。ブクリン橋頭堡の第47、50、107狙撃兵軍団が第82、34歩兵師団を全力集中攻撃。独軍3損害、赤軍3損害。
第21、94狙撃兵軍団が第68、198歩兵師団を攻撃。独軍2損害、赤軍1損害。
第74狙撃兵軍団が第280三号突撃砲大隊を攻撃。独軍1損害、赤軍1損害。
第17親衛、第52狙撃兵軍団が第19装甲師団(戦闘団)を攻撃。独軍1損害。
第77狙撃兵軍団、第4親衛、第25戦車軍団が第25装甲師団(戦闘団)を攻撃。戦車戦、独軍1損害、赤軍1損害。
第18親衛、第23狙撃兵軍団、第1親衛空挺師団、チェコ自動車化歩兵旅団が第208歩兵師団を攻撃。独軍2損害。
予備移動。第129、207戦車旅団がジトミールに隣接。
予備戦闘。第129、207戦車旅団がジトミールの第203保安師団を攻撃、独軍1損害、赤軍1損害。ジトミール占領。
独軍プレイヤーターン:
ソ連軍の攻撃により南と北で戦線に穴が開いた。その上ジトミールも占領されてしまった。更に戦線中央部の守りの要としていた第2降下猟兵師団(3個連隊)が撤収。残存兵力で戦線を何ヘクス引けるか試算したところ、21ヘクスであった。ジトミールは諦めなければならなくなった。
ドイツ軍の完全除去ユニット:11個歩兵連隊。
ドイツ軍の除去ユニット:12個歩兵連隊、1個自動車化戦闘団、3個装甲大隊、1個保安師団。
ソ連軍の完全除去ユニット:8個戦車旅団。
ソ連軍の除去ユニット:8個戦車旅団。
Dsc00377c

第13ターン(1943年12月14日~12月16日)
ソ連軍プレイヤーターン:
現在7都市のうち5都市を占領しており、勝利は確定したものの、残り2都市の占領も目指す。ベルディチェフ、コジャーティンの正面の全戦線に攻勢をかける。
第21、22、94狙撃兵軍団+2個狙撃兵師団が第25装甲師団(戦闘団)、第509ティーガー大隊に全力攻撃。独軍4損害、赤軍1損害。
第17親衛、第52、74狙撃兵軍団が第7装甲師団(戦闘団)を全力攻撃。独軍4損害、赤軍1損害。
第8親衛、第9機械化軍団(T34旅団8個)が第20装甲擲弾兵師団(戦闘団)、第202三号突撃砲大隊を全力攻撃。戦車戦、独軍2損害、赤軍1損害。
第4親衛、第25戦車軍団+2個戦車旅団(T34旅団8個)が第8装甲師団(戦闘団)を全力攻撃。戦車戦、独軍1損害、赤軍1損害。通常戦闘、独軍4損害、赤軍2損害。
第15、30、77、101狙撃兵軍団が第88歩兵師団(3個連隊)を全力攻撃。独軍4損害、赤軍1損害。
独軍戦線の南半分は消失した。
予備移動。第91戦車旅団が南に移動、第68歩兵師団を包囲。
独軍プレイヤーターン:
予想以上の損害にもはや打つ手なし。戦線を縮小してベルディチェフ、コジャーティンが最前線になった。
ドイツ軍の完全除去ユニット:11個歩兵連隊。
ドイツ軍の除去ユニット:14個歩兵連隊、1個自動車化戦闘団、5個装甲大隊、1個保安師団、2個装甲戦闘団。
ソ連軍の完全除去ユニット:8個戦車旅団。
ソ連軍の除去ユニット:8個戦車旅団。
Dsc00379c

最終ターン(1943年12月17日~12月19日)
ソ連軍プレイヤーターン:
ベルディチェフ、コジャーティンを含む東側の戦線に総攻撃を行う。
第9機械化、第5親衛戦車、第21、第52狙撃兵軍団、第8親衛機械化軍団、2個狙撃兵師団、2個戦車旅団(戦車旅団計10個)が、第1SS装甲師団(戦闘団)、第7装甲師団(戦闘団)を全力攻撃。戦車戦、独軍2損害、赤軍1損害。コジャーティンを占領。
第17親衛、第74、第77、第94狙撃兵軍団が第1装甲師団(戦闘団)を全力攻撃。独軍第2SS装甲師団(戦闘団)が援軍として到着。独軍損害なし、赤軍2損害。
第4親衛、第25戦車軍団、第15、第30狙撃兵軍団、6個戦車旅団(戦車旅団計12個)が第1装甲師団(戦闘団)、第8装甲師団(戦闘団)、第291歩兵師団第504歩兵連隊を全力攻撃。戦車戦、独軍3損害、赤軍1損害。通常戦闘、独軍4損害、赤軍1損害、ベルディチェフを占領。
独軍プレイヤーターン:
最後にコジャーティンの奪回を目指す。
第1SS、第1装甲師団(共に戦闘団)が第9機械化軍団の1個戦車旅団を攻撃。戦車戦、赤軍2損害、コジャーティンを占領。
7都市中6都市占領でソ連軍の勝利。
ドイツ軍の完全除去ユニット:11個歩兵連隊。
ドイツ軍の除去ユニット:14個歩兵連隊、1個自動車化戦闘団、5個装甲大隊、1個保安師団、4個装甲戦闘団。
ソ連軍の完全除去ユニット:8個戦車旅団。
ソ連軍の除去ユニット:9個戦車旅団。
Dsc00380c

やっと3つのシナリオが完了しました。
ドイツ軍はキツいです。戦闘結果でステップロスが出ると、ソ連軍の狙撃兵軍団、師団は1戦力のロスで済みますが、裏面のないドイツ軍歩兵連隊は全滅(2~4戦力のロス)してしまう。歩兵の消耗が激しいドイツ軍は反撃どころか戦線を維持できなくなりソ連軍に押しつぶされる・・・。1943年に行われたドイツ軍の数少ない攻勢がこれでは士気崩壊してしまう。
史実重視派には序盤にドイツ軍の攻勢が行えるシナリオ2「ドイツ軍の反撃」がオススメ。都市の争奪戦を楽しみたい向きにはシナリオ1「突破」がお勧めか。

|

« トライアンファント・リターン!「ドイツ軍の反撃」シナリオ練習ソロプレイ~その1 | トップページ | 2013年前半に観た映画ランキング »

AC1943.11 トライアンファント・リターン!」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« トライアンファント・リターン!「ドイツ軍の反撃」シナリオ練習ソロプレイ~その1 | トップページ | 2013年前半に観た映画ランキング »