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トルコ東部旅行(都市遺跡アナヴァルザ)

感動も覚めやらぬまま、時間もないのでユムルタルクを後にする。
これから北に戻ってアナヴァルザに向かう。
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緑の田園風景が続く。
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と、思っていたら道を間違えて東に向かっていた。
食料品店で道順を確認しなおす。
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正しい道に入った。
念願のユムルタルクを後にすると再び雨が降り出した。
でもユムルタルクにいる間だけでも晴れていてよかった。
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東方見聞録の
「この国には都市や町が多く、なにものにもよらず物資はきわめて豊富である。
鳥獣ともによく繁殖しているので、どんな種類の狩猟でも楽しむことができる。」
という記述を髣髴とさせる豊かな田園風景。
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綿花や小麦などの畑が続いている。
ポーロ一行もこの道を進んだのか?

12:45、アナヴァルザに着いた 37°15'9.60"N 35°53'47.13"E。
とある一軒の家の庭先に入った。
何もかも雨に打たれて濡れている。
遺跡から出土した様々なものがそこらに置かれている。
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アナヴァルザはローマ~ビザンツ時代の遺跡。
この村全体が遺跡になっているらしく、他の家にも出土したものが置かれているようだった。
この家のやたら愛想のいい主人は遺跡の管理人をやっている。
ここで入場料(3トルコリラ)を払った。

ピントがずれてしまったが庭に置いてあったもの。
建築物の一部だろうか。
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ビザンツ時代の邸宅の部屋だったところ。
いまだに色鮮やかなモザイクが残っている。
しかし野ざらしなので雨水が溜まるにまかせている。
模様が良く見えない。
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別のモザイクを見に行く。
ここも一応屋根は付いているが基本的に野ざらしだ。
ビザンツ時代の高級邸宅跡地。
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床のモザイクには魚介類が描かれている。
地中海に近いせいだろう。
黒鯛とイルカが見える。
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えびもあった。
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こちらは何だかよくわからない。
ビザンツ時代のモザイクは日本で言えば鳥獣戯画のようなものに思えてくる。
パレスチナのパンと魚の増加の教会で見た鳥類のモザイクと同様、ユーモラスで表情豊かだ。
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これは蛸。
言われるまでわからなかった。
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ここは浴室だったのだろうか。
水を通す導管が見える。
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これらの遺跡は1950年代に発掘されたそうだがいまだに色鮮やかだ。
保存状態は悪いが。

更に奥に移動すると大きな戦車競技場跡がある。
これを見る限りかなり大きな町だったのだろう。
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競技場の観客席に上がる階段も残っている。
とにかく規模が大きい。
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さっきの小さな村からは想像もできなかった。
秘密基地に来たようだ。

一見岩塊に見えるがこれも彫刻が施してある。
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左端の空き地は公会堂があった場所だ。
中央右寄りには水道橋の橋脚が見える。
壮大な眺めだ。
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岩壁の上には城砦の跡がある。
ここもユラン・カレと同様、ビザンツ帝国の東の境界だったので城があったのだ。
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水道橋の橋脚のアップ。
水はセイハン川から引かれていてこの都市の住民の需要をまかなっていた。
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