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第29回行田商工祭・忍城時代まつり~その2

【その1から続く】
城の各所で激しい戦いが展開される。佐間口には長束正家軍が攻撃。成田家家老、正木丹波は騎馬鉄砲をもって撃退する。画像は、長束家馬廻役山田帯刀と朱槍で対決する正木丹波。
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下忍口には石田三成軍が攻撃。石田家馬廻役貝塚隼人は、成田家家老、酒巻靭負を打ち負かす(画像)。
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成田勢は敗走。三成の命により石田勢は追撃する。しかし、それは酒巻の罠だった。深追いした石田勢は成田勢に取り囲まれ、敗走する。貝塚隼人は戦場の露と消えた(画像)。
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男勝りの甲斐姫も奮戦。
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攻めあぐねた石田三成は水攻めを決意。領民に堤を作らせ、利根川の水を流し込む。田畑が水に侵されるのを見た領民は意気消沈する。
長親はひとり小船で漕ぎ出で、三成を小ばかにした田楽踊りを踊りだす。三成は、大谷吉継がとめるのも聞かずにここぞとばかりに鉄砲で狙撃する。肩を打ち抜かれ、倒れる長親。
しかし、これは長親の策略だった。自分の弔い合戦で、城内の士気を高めようとしたのだ。長親の思いを知った家臣たちは、堤を壊そうとする。堤は決壊し、濁流は逆に三成の本陣を襲った。
援軍を得た三成が再び総攻撃に出ようとしたとき、小田原落城の報が入る。もはや戦いは無用になった。忍城は、落城しなかったただひとつの城になった。三成は自ら軍使として長親に会いに出かける(画像)。
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長親は城明け渡しの条件として、百姓が困らぬよう田畑に置いてある築堤の土俵を取り除くことを伝える。
城は明け渡されたが、三成は戦いに負けた。
甲斐姫は、豊臣秀吉の側室になった。成田家の家臣の多くは、このときの戦いぶりが認められて、徳川家康に召抱えられた。石田三成らは、10年後に関が原の戦いに敗れる。長親は、のちに剃髪し、尾張の国で生涯を閉じた。

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