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2007年2月

特別展「江戸城」見てきました。

東京墨田区の江戸東京博物館で開催されている「江戸城展」を見てきました。
築城550年を記念して、江戸城にまつわる古文書、建築図面、絵図、模型など250点が展示されています。

まず人の多さに驚きました。江戸城に関心がある人がこんなにいるとは。
時代劇や小説などで、江戸時代に親しみを持っている人が多いということなんでしょう。
あるいは、「これを見ずして江戸は語れない」という宣伝文句に挑発されたか。
そんなわけで、まともに見るにはたっぷり時間がかかる事を覚悟しなければいけません。
行列がさっぱり進みません。
私の場合、大体2時間位かかりました。

面白いと思ったものを何点か。
・江戸城を描いた金屏風(複製)
江戸城を中心とした近郊の町や村の風景が、非常に細密に描かれています。
江戸時代の板橋、王子、日本橋、浅草etc
細かく描かれた風景や人々の様子を見ていると、見飽きる事がありません。
行列が一番進まなかったのもここです。

・武士必携の携帯用マニュアル本?
江戸時代の武士が知っておかなければいけない事が、細かい字でびっしり書き込まれたミニ本です。
サラリーマンの私としては身につまされる思いです。

・江戸城本丸御殿の詳細地図
将軍が暮らしていた本丸御殿の地図です。
部屋の数の多さに圧倒されます。
ここを迷わずに移動するのは至難の業です。
大奥という領域が具体的にわかって面白かった。
将軍のトイレや風呂場もわかります。

・幕府役職の双六ゲーム
升目に幕府の様々な役職が記されています。
「勘定奉行」とか「目付」とか。一番上は「大老」。
たぶん、「家督」という升目からはじめて、振った賽の目に従って次に進むべき升目が決まります。例えば2が出たら「若年寄」とか。
どんなに出世しても「隠居」が出る可能性があり、出たらほとんど振り出しに戻る(息子に託す)、というルールのように見受けられました。
これをプレイすると、幕府の主な官職が覚えられます。
もしも出世の順番とか、次の役職に進む確率まで考えられているとしたら、すごいゲームです。

・江戸城本丸御殿のCG映像(動画)
「江戸城展」最大の見せ場。
将軍が謁見する場所である本丸御殿大広間の通り抜けや、失われた天守閣の再現映像が見れます。
視点が現在の皇居上空から始まり、徐々に本丸御殿入口に近づいていきます。
本丸御殿の規模を容易に捉える事ができます。
大広間は、床の間に飾られた置物まで再現され、臨場感たっぷりです。
大広間を出て、忠臣蔵で有名な松の廊下を見渡す場所に出ますが、大広間から目と鼻の先なので驚きました。
こんな江戸城の中枢部で刃傷事件を起こすとは。
浅野匠頭も、もう少し時と場所をわきまえられなかったのだろうか。
逆に吉良上野介は、相手が反抗できないこんな場所だからこそ、遠慮なくいじめたのか。

江戸城天守閣は、大阪城天守より一回り大きいそうだが、本丸の敷地の広大さの中で見ると、とても小さく見えました。

開催は3月4日(日)まで。



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