079北京2002

北京旅行2002・帰国

民家を出て人力車に少し乗ると出発地点の四川飯店に着いた。車夫や胡同ガイドと別れ再びバスに乗り、ホテルに着いた。
チェックアウトの12:00までの1時間ちょっとの間外に行こうかどうか迷ったがホテルでテレビを見ていた。「幸福家族」というドラマや歴史物をやっていた。中国語はわからないが適当に筋を想像しながら見た。
12:00近くになったのでトランクケースを持ってロビーに集合。すざまじい量の新しい体験に浸りきった四日間も終わりかと思うとさびしくて仕方がない。バスに乗って空港へ。北京の最後の眺めを見もらすまいとする。一日目の車窓からの眺めの逆回しで、初日のわくわく感を思い出す。見覚えのある中国風の料金所を過ぎると空港もすぐそこだ。
北京首都空港に着くと思い出に浸っている余裕もない。ガイドやバスの運転手と別れた後は迷子にならないよう、手続きを無事に済ませるよう集中する。途中免税店やレストランへの行き方がわからなくなったがIさんに聞いて解決。荷物チェックは結構厳しく、シャツのポケットの中も全て出せと言われる。それでも通過時ビーと音が鳴ってあわてた。
その後免税店はすぐに見つかったがまず食事をしたかったのでレストランを探す。サンドウイッチなどしかない軽食屋もあったが物足りないので少し行くと洋食、中華、和食、韓国風なんでもござれのレストランがあった。並んで注文して精算するのだが値段がいくらだか店員の言葉がわからずひやひやする。おつりを出すのに細かい日本円がないらしく細かい差額を中国の金で払えと言うことらしい。1元出したら5角返ってきた。5角札など見るのも初めてだ。どこでも両替などしてくれそうもないが記念にとっておこう。韓国風の冷麺を食べて出る。
免税店で買い物する。ここで買わないと今回のお土産はほとんどなしと言うことになり大変まずい。しかし手ごろなものがなかなかない。会社向けのものは量が多くてもいいが個人向けの手ごろな量のものがないのだ。板チョコではどこに行ったのかさっぱりわからない。少しでも中国に行ったとわかるものでなければ。しかも保存のきくものがいい。結局北京の観光地のラベル付のチョコレートが量もほどほどサイズもほどほどなのでいくつか買うことにした。
さっきのようにおつりがらみでバタバタするのはご免なのでなるべく端数が出ないように選ぶ。計算が面倒になりロイヤルゼリーはあきらめた。免税店においてあったものは種類はそれほどなく、お茶、チョコ、ドライフルーツ、ロイヤルゼリーがほとんど。
買い物も終わり出発ロビーに行く。他のツアーメンバーから買い物内容を聞く。やはり似たり寄ったり。
飛行機に搭乗する。座席は中央近く、窓から3列目だ。今回は外の景色には恵まれなかった。近くにうるさい客がいてトラブルがなければと思う。今回は定刻に出発、時計を日本時間に合わせる。気が小さいのかうるさい客は離陸すると静かになった。
機内食が運ばれてくる。メニューはハムサラダにフルーツに蒸パンに行きにもあったコッペパン。カニのイミテーションのカマボコもあった。行きと違ってよかったのは座席が前のほうでスクリーンがよく見えたこと。音楽番組やら観光情報やらをやっていた。
やがて窓の外は夕焼けで赤くなった。成田に近づき高度を下げる。眼下に見えていた雲の中に入る。雲を抜けると真っ暗な中に成田の明かりが見えた。だが空港が混雑しているのかどうも上空を旋回しているようで着陸しそうでしない。
ようやく無事着陸。日本に着いた。入国手続きを終えトランクケースを待つが中々出てこない。ようやく出てきて税関へ。その後Aさんにあいさつして帰りの京成線の乗り場に急ぐ。帰ってからレンタル品のトランクケースの中身を空っぽにして返却しなければいけないのでのんびり帰る訳にもいかない。明日は仕事も忙しい。こうして初めての海外旅行は終わった。
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中国はエネルギッシュな国だった。やはり景気のいい国は違う。それと一人参加と言うことでかなり寂しかったというのが本音。
しかし朝7:30から夜は23:30という行動時間の中で見るもの聞くものめずらしいものばかりの濃いスケジュールなのでとにかく飽きることはなかった。こんなに濃い日々を送ったのはここ数年ないと思う。ただ忙しいだけというのはいくらでもあるが、日本以外の環境の只中に一人で居ることがこれほど精神的に刺激になるとは思わなかった。
何故か日本に帰ってから街中の人の日本語が外国語みたいに聞こえてその人が外国人か日本人かわからなくなり困った。
今回はゴールデンウィーク中のツアーということもあり私の経済感覚からは値段が高かったが、他の会社のツアーの内容と値段も気になるところである。

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北京旅行2002・鐘楼、民家訪問

この公園の一角で人力車は止まり、鐘楼に歩いて出かける。鐘楼から先は別のガイドも同行したが日本語があまり得意ではなかった。
さて鐘楼に近づくとその大きさに圧倒される。デザインが単純なので遠くからではあまり大きく見えないのだ。中に入って上にあがる階段を見てまた驚く。急な階段がずっと上まで伸びていた。上がりきると見晴らしの良いテラスに出る。
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ここからは胡同の景色が良く見える。鐘楼と対になっている鼓楼の赤の鮮やかさに比べて胡同一帯は屋根も壁も灰色一色で鄙びた感じだ。一見廃墟のように見える。
このテラスには胡同の一般的民家のミニチュアがあってガイドが説明してくれた。それにしても中央にある鐘は大きい。テラスを一巡して鐘楼を出た。
公園には気さくそうな老婆がいた。中国語が話せればもっと楽しいだろうなと思う。
再び人力車に乗り移動する。別のツアーの人力車の一団が日本人やら欧米人やらを乗せてすれ違う。時間が経ったせいか人通りが多くなる。とある胡同の一角で止まってトイレ休憩になる。私はトイレに行かなかったが話を聞いて後悔。中国本来?のトイレを見る唯一のチャンスだったのだ。
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ここから歩いて民家訪問。ツアーの目玉のひとつだ。門には福を呼ぶ護符?が貼ってある。
門から入ると中庭は狭く色々な生活用品や大きな水瓶(中には亀がいた)がある。この民家は3つの棟からなっていて2つの棟は息子夫婦が使っている。ひとつを教師をしていた50位の女性が使っておりその家に入れてもらえた。女性は品のある雰囲気だった。
応接間はツアーの10数人が入ると一杯だ。だが壁が白くて小奇麗な感じ。亡くなったご主人の趣味である京劇のビデオ(ご主人が演じている)を見せてもらった。立派な衣装を着て京劇を演じるのが趣味というのはこの家は結構裕福な方なのかなと思った。
厨房やトイレまで見せてくれたのには驚いた。暖房は石炭(豆炭?)ストーブだった。帰り際女性とツアー客の夫婦が嫁姑について話していていい雰囲気だった。
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北京旅行2002・胡同めぐり

とうとう最終日、明日は仕事で忙しい事がわかっている分、いっそう名残惜しい。
胡同めぐりは8:00集合なので7:30前に起きて朝食を摂る。
さて8:00になったので出発、オプションツアーなので参加者は10人位だ(ちなみに一人4000円)。バスの車窓からは公園で中国の民謡踊りをするおばさんたちが見えて面白かった。景山公園前を通ると繁華街とは違った古びた北京の町並みに入る。
道も狭くなり四川飯店という旅館?の前で止まった。後で知ったがこの旅館は結構有名らしい。ここで人力車に乗り換える。自分が乗った車を忘れぬよう車夫の顔を覚えておけとガイドから言われる。人力車は二人乗りで車夫はひとりだが走り出すと早い早い。すごい力だ。結構揺れるがこのアナクロな感じがよい。
朝の北京の風がさわやかだ。北京の路地裏は灰色の塀で囲まれていて彩りは鮮やかではない。むしろ稼動していない工場のような廃墟のような感じだ。時々向こうから自転車に乗った中国人とすれ違うときは何かいわれはしないかと緊張してしまう。
通りに出ると小さな食堂の店先で揚げパンの朝食を食べる人たちや散髪する人たちがいて、中国人の生活に触れた気分になり満足。やがて湖沿いの道を走る。湖に沿って続く公園では備え付けのカラフルな運動器具を使って大勢の人が運動していた。北京市内の公園にはどこでも運動器具が備わっているらしい。
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北京旅行2002・王府井大街デパート巡り、全聚徳、東安門夜市

これから夕食までの間は自由時間である。ガイドがロビーにいてアドバイスするとの事。部屋でセキュリティケースから少し金を出してきてロビーに行くがガイドがいない。10分程待っていたが来ないので仕方なく王府井大街沿いの店に入ってみることにする。
実は今回ひそかに売っていたらいいな、と思うものがあったのだ。それは歴史物のプラモデルだ。こいつをダメモトで探しに行くことにした。
まずは一番近くの世都百貨、外側から見ると中々しゃれているデパートだ。中に入ると雰囲気も明るく日本のデパートと変わらない感じだ。でも一人での行動はかなり緊張する。落ち着いて見ることができなかった。
おもちゃ売り場に行ってみると、さすがに品数が少ない。国産品はなく輸入品のフィギュア、武装ヘリなどのアクショントイなどを置いている。日本でもよく見かけるものだ。値段は結構高そうである。結局お目当ての品はない。そういえばこのデパートの客は服装から判断するに金持ちっぽい人が多い。あまり客は入っていないが落ち着いた買い物ができそうだ。女性店員が一人つまらなそうに休んでいる。よく注意されないなあと思った。
外に出て次は新東安市場というデパートに入る。中は中央が吹き抜けになっていてオウムの巨大なハリボテがぶらさがっているのがちょっと安っぽい。とにかくでかいデパートだ。フロア案内の看板を見たが何が何だかわからない。
仕方なく上から一階一階見て回ることにした。あるフロアが置物など雑貨を扱っていたので見るとおもちゃ屋があった。中をざっと見ると石か焼き物でできた小さな人形など日本の観光地で売っていそうなものがたくさんあった。よく見るとプラモデルがあったが中国の空母などの艦船ものである。中国語で標記されているが国産かどうかはわからない。それが3つ4つくらい。後は輸入品のフィギュアなど。新聞か何かで見たビンラディン人形もあった。やはり目当てのものはない。やはり娯楽品の製造についてはまだまだらしい。私の目当てのものはむしろ台湾か香港にありそうだ。
店を出て奥に行くと吉野屋があった。日本に比べてメニューが豊富である。店の中はテーブルが4つくらいあるだけでカウンターではない。店の外にテーブルとイスが沢山並べてあり客はこちらで食べていた。それなりに入っているようだ。
別のフロアにもおもちゃ屋があったが扱っているものは品数も少なくデザインも安っぽい。どこも同じ物を置いていた。
ざっと各フロアを見て一番下まで降りるとビリヤードだかボウリングだかわからない競技を行っていた。この新東安市場は横にずっと伸びており「ドジョウの寝床」である。横に進むと清の時代の町並みを再現したかのようなエリアがあり中国人もものめずらしそうに見ていた。
途中トイザらスを見つける。さすがトイザらス、どこにでもある。おもちゃの品揃えは実はここが一番充実。売り場面積は日本のトイザラスの20分の1位だが所狭しと商品が並んでいる。たぶん全てが輸入品で日本でも良く見かけるものばかり。ウルトラマンのフィギュアもあった。
店を出た。すぐ側にはビデオ屋があって、パールハーバー発売のポスターが貼られていた。奥は果物屋になっていてここから外に出たが、どこにいるのかわからなくなった。
まあいいやと思い外文書店という本屋に入ってみる。外国語のテキストなどがメインの書店らしい。日本語のテキストも結構置いてある。だが日本の本屋みたいに隅々まで置いているわけではなくどこかスカスカである。これはどの店に行っても同じであるが。
北京市百貨大楼というデパートに入ってみる。建物の前にはお偉いさんらしき人の銅像があり、建物自体古めかしい。後で知ったが市内一番の老舗らしい。ここはとにかく客が多い。バーゲンセールの売り場に来たかのようである。前出の世都百貨に比べると庶民の店という感じ。
文房具売り場に行ってみる。売り場スペースは大きくないがそこそこのものはある。付箋もあった。めずらしいのは中国風の祝儀袋?で後は日本で売っているものと大差ない。
集合時間も迫ってきたので外に出る。だいたい現在位置もつかめた。1時間程歩いて慣れてきたとはいえ一人で出歩くのは心細いし緊張する。
ホテルに戻ることにした。途中面白そうな店でもないかと探したが特になかった。毎日前を通っている立派な王府井の教会に行ってみる。若者がたむろしている。異国の地にいると教会は何となくホッとする。
ホテルに着いてちょっと裏に行ってみる。美容院があって中では店員たちが楽しそうに騒いでいた。
北京の街中を歩いてみて思うのは中国人のスタイルの良さである。日本人と比べると頭が小さく八頭身という人も結構いるようだ。それに中国人は顔色もいい。昔安土桃山時代に訪れたイエズス会の宣教師が日本人について「顔色が悪く醜い」と書いているが納得してしまった。それから若者たちのファッションが意外と垢抜けていることである。日本の街中を歩いているのではと錯覚してしまう。これについてはガイドの説明が答えを出している。中国の一人っ子政策により親が子供に金をかけているのだ。だから子供は高いブランド品をたくさん持っているので日本の若者と変わらないわけだ。
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18:00になって全員集合し夕食に出かける。今日は全聚徳という北京ダックの店だ。
バスに乗って天安門広場近くに行く。店に入り円卓に座る。20元で青島ビールを頼んで円卓の上の皿から適当に食べ始める。
例の餃子の皮みたいなもの(薄焼き餅)はあるが肝心のアヒルの皮が来ていない。中央の皿にサソリの唐揚があってちょっと躊躇したが食べてみた。イナゴを食べている感じだろうか。皮が来たので葱と味噌を包んで食べてみる。まあまあの味としかいいようがない。もうちょっとおいしくても・・・という気はする。他の人は鳥皮はもっとカリカリになっていなくちゃ、とか言っていた。
白濁したスープのようなものが出てきてどうやって食べるのかわからないのでそのまま飲んでみた。あえていうなら蕎麦湯だろうか。はっきり言っておいしくはない。
そのうちビデオの上映が始まる。ツアー中女性カメラマンがずっと撮影していたものだ。内容はツアーで撮った物をそれなりに編集して中国風の音楽(京劇か?)をつけたものだがうるさいのと遠いのと食べたいので内容がよくわからず誰も見ない。そのうち他の人もちらちら見出したが上映が終わるとビデオセットを5000円で売りに来た。頣和園で何時の間にか撮られた写真も1000円で売りに来た。「買ってやれよ~」とか言われて写真は買ったがビデオは買わなかった。でも完売できたようだ。
奥の席では結婚式の披露宴?をやっていて大きなケーキが用意されていた。今夜のツアーメンバーは最後の夜を惜しむかのようにいささか無礼講の気がなくもなかった。店を出るとき北京ダックの皮をそぐ実演をやっていてしばらく眺める。また店の出口に小さなみやげもの売り場があり皆しばらく凧などを買っていた。バスでホテルに戻った。
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私はAさんを誘って昨日時間切れでいけなかった東安門夜市に出かけた。まずはソバを食べてみることにする。適当な露店で発泡スチロールの小さな容器のソバを食べた。これがなかなかうまい。少し甘味のあるあっさり味で北京ダックの食後にはよかった。だが日本語で喋っていたせいか周りの人にじろじろ見られたのは照れくさかった。
次に犬の肉を食べてみる。韓国で是非が問われているのでどんなものか食べてみたかったのだ。店員は一生懸命知っている日本語をしゃべっているようだが何を言っているのかさっぱりわからない。かろうじて「アイシテル」とか言っているようだとわかった。何かのドラマで覚えたらしい。犬肉の味ははっきりしない。牛でも豚でもなくただ味がないという感じ。おそらくここの肉があまりよいものではないせいかもしれない。歯ごたえ舌触りは筋肉質で固めという感じだ。
Aさんが兎の肉の串焼きを買おうとして財布から100元札を出していると乞食が目を輝かせて寄ってきた。100元は中国では大金だ。
夜市を出て近くの店で買い物した。Aさんは娘?にアクセサリを買おうとして店員と交渉。Aさんはある程度英語が話せるようで躊躇することなく値引き交渉していた。私は値段を聞くのが精一杯、安っぽい古代中国の武具のミニチュアセットを買った。特に値引きはしなかったのだが言えばしてもらえたのかもしれない。
その後バッグ屋に行く。トランクケースが4000円位で売られていた。品質はどうかわからないがずいぶん安いと思う。
それからホテル近くのシルク製品屋に入った。私は買うつもりはないのでAさんの買い物を見ていた。娘にパジャマを買おうとしているがデザインが派手すぎて中々あったものがない。バーバリーのシャツなども置いていて安いと思ったら半袖であった。結局Aさんはスカーフを数枚買った。ホテルに戻った。
今日も色々な事が詰まった一日だった。テレビで中国のドラマや音楽番組を見つつ、風呂に入る。今日は洗濯はなし。何故か鼻血が出た。サソリが効いたのか?明日はもう帰る日になってしまった。最後のイベント、胡同めぐりが待っている。
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北京旅行2002・天安門広場、同仁堂

天安門広場に着く。ここで少し見物するという。バスを駐車しようとするが1悶着あるようだ。停めさせてもらえないらしい。じきに駐車できた。天安門事件以来なかなかうるさいらしい。
広場に向かうと警察官の一団がいて緊張する。広場に入ると空は凧でいっぱいだった。15分ほど自由だと言うので出来る限り回ってみることにする。毛沢東記念堂、英雄記念碑、どちらも大きい。人も相変わらず多い。天安門前の国旗掲揚台には警察官が二人警護のためずっと立っている。
広場の回りは人民大会堂や歴史博物館、天安門などそうそうたる建物が取り囲んでいる。オレンジ色の服を着た清掃員が随所に居てゴミを拾っていた。
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元の場所に戻るとバスには乗らず側の同仁堂という漢方薬の店に入る。トイレを使うと言う名目だが店の紹介が始まった。
また商売かと思ったがそのうち皆二階に移動。ここで茶をすすっているとこの店の漢方医が3人自己紹介を始めた。着ている白衣はなぜか薄汚れている。気功の鍛錬で電流を流されても大丈夫ということを実演して証明するという。電線を両手に持って電球をつけて見せた。大道芸でも見ている気分だ。そのうち全員手をつなげと言う。つなぐと弱い電流を流すと言う。手が多少びりびりした。
その後漢方医が売っている薬の説明を始めた。そして体調の悪い人の脈を見るという。何人かの人が見てもらって薬を買っていた。その様子を盗み聞きしていると、漢方医が6ヶ月投薬しないとダメと言っていたのが、そんなに沢山買えないと答えると、実は2ヶ月分でも効果がある、とか答えていて結構いい加減だ。病気を治すよりも薬を売るのが先、という感じだ。またまたうんざりしつつホテルに戻る。

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北京旅行2002・金殿餐庁

居庸関をそそくさと出発すると料金所を出て金殿餐庁というところで昼食になった。ここも場所はさっぱりわからないが帰宅後HPで見たところ他のツアー旅行者も立ち寄っているのでお決まりの場所なのだろう。ここでは広東飲茶を食べることになっている。
建物に入ると工芸職人が壷を作っていた。なんと言う壷か忘れたが細かい金属片を一個一個壷に貼り付けて行き彩色するという手間のかかる作業であった。先に進むと例によって広いみやげ物屋になっていて先ほどの壷のもっと大きなものが売られていた。なるほど美しい出来栄えだ。
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二階に上がるとレストランで人がこれまた大勢いてどのテーブルも埋まっている。我々は全て予約なので場所待ちの必要もない。テーブルに着くと皿が運ばれてくる。飲み物はお茶と老酒の小ビンが料金内。私は昨日と同様青島ビールを頼む。メニューには蒸したものが比較的多く蒸し餃子がおいしかった。老酒は少量で酔いが回った。
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お腹が一杯になったので食事を終えて外に出た。周りは塀で囲まれていて何も見えない。門には守衛がいた。収容所にいるような感じだ。
人気がない裏側に行くと遠くで従業員かなにかがゴミを燃やしているのが見えた。地面は黄土色で乾燥している感じ。バスケットボールのコートがある。中国でも人気スポーツなのだろうか。レストランの建物の裏には従業員のものかどうかわからない寮みたいなものが見えた。
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再び出発。皆疲れて寝入っているようであった。私は疲れながらも一人車窓の景色に目を凝らしていた。時々中国式の屋敷があった。遊園地や大きな像もあった。だんだんマンションが見えてきて市内に近づいたとわかる。料金所を通過して環状道路へ。ナンバープレートなしの車がいた。中国ではナンバープレートの色が青だと普通の車、黄色が作業用の車、黒は外交官、白は軍用だと説明があった。黒は結構多い。白は時々いた。ここで初めて中国の列車が走っているのを見た。
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北京旅行2002・居庸関

居庸関でバスを降りる。そういえば居庸関も予定地に入っていたのだった。ここにも長城はあるが全く人気がない。最近復元したばかりなので誰も興味を示さず人気がないのだという。
今回は入場せず駐車場から眺めるだけ。昔の町並みを再現した場所らしきものがある。まわりの尾根を長城が取り囲んでいる。天下第一雄関と書かれたりっぱな城楼がある。
駐車場の側の石造りのアーチの中にはかなり古そうな仏像の彫り物があった。この石造りのアーチは過街塔と呼ばれ1345年に元朝が建てたものだ。かつては塔の上に仏殿があり、仏像3体が安置されていたが、戦いにより壊されてしまった。アーチの中では、往来する旅人が安全祈願をしたのだという。またアーチの中は経文や塔の由来を書いた6種類の文字(漢字、西夏文字、ウイグル文字、パスパ文字、チベット文字、ランツァ文字)で覆われている。
居庸関長城が八達嶺長城と違うのは湖にまで長城が伸びていることだった。湖の上の長城は個性的で美しく雄大な長めだった。湖面ではアヒル?が泳いでいた。
みやげ物屋の出店が一列にずっと並んでいて近づくと声をかけられるので買うつもりのない私はちょっと離れて見ていた。売っているのはどこも似たり寄ったりで、人形、置物、傘、服、スカーフであった。ここには市内とは違ってシルクロードの雰囲気がある。売っている人の服装や顔立ちとか乾燥した空気のせいだろうか。
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北京旅行2002・八達嶺長城その3

今度は女坂にチャレンジ。時間もあまり残っていないので最高地点にはいけないが行ける所まで行って見よう。
こちらは最初から人人人。列の隙間を見つけて登る。時々列の中から日本語が聞こえる。そういう時はちょっとホッとする。異国の地で人にもまれながらというのは結構不安だ。
やっと何個目の城楼、と数えながら進む。がんばったが最高地点の1個か2個手前の城楼で10時40分になり残念ながら戻ることにする。帰りはやや人が少なく時々早足で降りた。
ここで帰り道を誤ってしまった。途中長城から降りるわき道があって出口と書いてあるので降りても大丈夫だろうと降りたら出発地点とぜんぜん違うところに出てしまった。あわてて長城の下をくぐって出発地点近くまで行くとなんと長城の観光改札の外に出てしまっているではないか。ガイドから長城の外には出るなと言われていたのであせって元来た長城のわき道入り口に引き返すことにする。ただそこには迷彩服を着た人達が立ってチェックしているようなので無事長城に入れるか不安で仕方がなかった。とりあえず行ってみると迷彩服の人たちはいたが特に何も言われず入れたのでホッとした。
こうして無事に出発地点の広場に10分弱遅れくらいで戻れた。ほとんど集合していたが2人ばかりいないらしい。すぐに全員揃って帰途につく。他にも間違って外に出たおばさんがいて迷子と書いた紙を見せて出発地点に連れて行ってもらったそうだ。よくこの場所を説明できたな、と思った。
Aさんは記念バッジを買っていた。なぜかイノシシの図柄だった。長城では(混雑で)前に進むしかないという意味だろうと言ったのでなるほどと思った。
駐車場に戻ってバスに乗る。そういえばあらかじめガイドが北京付近の砂漠化防止の為ここで植樹すると言っていたのはどうなったのだろうか?長城からの雄大な景色を落ち着いて見たかったがとてもそんなことは無理で撮った写真はほとんど人しか写っていなかった。
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北京旅行2002・八達嶺長城その2

ちょっとした広場に出る。簡易トイレが並んでいる。また他にちゃんとしたトイレもあるようだ。ここからは長城がよく見える。かなり高い位置にあって相当登らねばならないようだ。トイレ休憩の為ずいぶん待ったが結構肌寒い。フリースを着てきたが風を通すので雨具でも持ってくればよかった。Aさんは寒さのあまりみやげ物屋で長城の絵入りトレーナーを買って着ていた。ちゃんと日本語で値段が書かれていた。他に傘も売っていた。
再集合すると記念撮影。アルバム入りの写真は故宮と同様100元だそうだ。
警備員の立つ狭い入り口から長城に向かう。石積みの壁が両側にあり長城の中に入ったような気分になり興奮する。
喫茶店らしい休憩所のある広場に出てガイドがここから左が人は若干少ないが傾斜の強い男坂、右が女坂だと説明した。ここでIさんが今9時半ですが10時半と11時のどちらを集合時間にしますか、と皆に質問した。私は男坂も女坂も両方行きたかったのでなるべく長く11時を希望したらその通りになった。
さて急いで長城に向かう。男坂は最初は傾斜もゆるやかで長城の置物や記念バッジなどを売っているみやげ物屋などを見て登った。途中から斜度が見る見る大きくなりついに階段になってしまった。振り向くとえらい高度感である。人も結構増えてきてここで突き飛ばされようものなら大変なことになる。
女坂の長城が尾根の上を蛇行しているのが良く見えた。緑色の制服を来た警察官らしき人達が結構いる。よく見るとツアー名のバッチをつけた日本人もそれなりにいるようだ。欧米人も多少いる。わからないのは迷彩服を着ている人で兵隊か?と思ったがそんなに強面には見えず交通整理などをしたりしていて観光地の係員かなんかだろうか?
時々時計などを見て歩調を速める。急勾配に息が切れた。予想外の人と長城の幅が狭いので渋滞して駆け足では進めない。ようやく最高地点の城楼近くまで来たが行き帰りの列をロープで分けているためますます通路が狭くなり思うように進めない。
薄暗い城楼の中はみやげ物売りが居た。前々から城楼の中はどうなっているのだろうかと思ってきたが中を見ることができた。暗くてよく見えなかったが窓のあたりは壁で仕切られていて小部屋になっている。こんな寒いところに昔の兵士は寝泊りできたのだろうか?
最高地点を過ぎた向こう側の長城はさすがに人が激減する。しかし女坂に行くためには戻らねばならずまた帰りの渋滞に加わる。帰りはもっと人が増えているようだった。先に進めず立ち止まることもあり中国式に強引に前に進む。急勾配をひやひやしながら降りていき出発地点に近づくと人もやや減ってきた。
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北京旅行2002・八達嶺長城その1

6:30頃起床。7:30集合だが朝食もそれほど時間がかからないことがわかっているのでゆっくり行くことにする。
まずテレビをつける。番組はいつも同じようなものをやっている。寝癖は昨日と同様ひどい。今日は枕銭を置くことにする。5元にした。
7:10頃部屋を出ると丁度Iさんも出るところだった。レストランでは昨日気づかなかったフルーツやジュース、パンを見つけた。Iさんと相席し食事中に聞いた話では、他のツアーが万里の長城でトラブルがあって昨日の夜ホテルに行って謝っていたらしい。添乗員もいろいろ大変なようだ。
8:00に集合して昨日と同様バスに乗る。今日は北京の郊外に行くので市内とは違ったものが見られるのではと期待する。いつものマンション群を左右に見ながら高速の料金所に入る。料金所で働いているのはほとんど女性だ。
高速を抜けると所々赤いレンガ造りの家が立ち並んでいるのが見えた。人気は何故か感じられない。取り壊しているところもあるようだ。マンションに引っ越す家なのだろうか。たまに商店街のようなにぎやかな通りが見える。ホテルの建物が何軒か建っていた。
道の上にワゴンが横転していたので驚いた。前のトラックの荷台から鶏肉の塊が落ちている。やがて前方に山並みが見え始めた。ガイドによるとあの更に先らしい。
山の脇をすりぬけて先の山肌を見ると尾根に城壁が続いているのが見えた。意外にも高速道路のすぐ近くにある。料金所を出てしばらく走ると大きな長城の看板が。しかしここは居庸関という別の場所だった。更に進むと途中には中国で最初に敷設されたという鉄道の線路が見えた。
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ようやく八達嶺長城の駐車場に着いた。天気は曇りである。バスから降りると目の前に観光用のラクダがいた。檻の外にいるラクダを見たのは初めてだった。
左右にみやげ物屋が建ち並ぶ狭いアーケードを登っていく。トレーナーが2枚で千円とか言っていたので日本人目当てなのだろう。みやげ物の他果物が結構売られていた。後から考えると長城見物は山登りのようなものなので果物や水は必須なのだ。
アーケードを出ると山の中の舗装道をちょっと歩く。観光客がとても多い。中には人力車で登る人もいた。
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