021ドウバヤズット周辺(トルコ)

トルコ東部旅行(ドウバヤズット~アール~イスタンブール~帰国)

3月27日

4:40、起床。
日の出を待つが天気が悪い。
雲が下まで垂れ込めている。
夜明け前のアララト山と町を撮影。
寝ようかとも考えたがうとうとしながら日の出を待った。
ふと目を覚ます。
太陽は地平線から上に出ているようだが雲にさえぎられて見えない。
もうしばらく待つ。
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5:10、ようやく雲の切れ目から見え始めた。
撮影する。
アララト山の山肌が朱に染まるのを期待したが夜明け前と変わらず。
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シャワーを浴びてスーツケースに荷物を詰める。
今日は帰る日。
アララト山に目をやると頂上の上に笠雲がかかっている。
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7:25、朝食。
トルコのパンは相変わらずおいしい。
今日もパンをおかわりしてバターとハチミツをたっぷりつけて食べた。
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食後、七階のテラスから周りを眺めた。
眼下には田舎の家が並んでいる。
慌しい朝が始って、井戸から水汲みをしたり床石を磨いたり小屋の中の羊や豚を庭に解き放っている。
陽だまりの中を犬がわき腹を見せてだらしなく寝そべっている。
一羽の鶏が小屋の屋上をうろつきまわっていたが飽きたのか飛び降りた。
他の鶏は井戸の傍で水を飲んでいる。
その他にも猫やら雀やらが庭の中に現れて暇つぶしに眺めるにはちょうど良かった。
自分の部屋に戻ってからはテラスに椅子を置き、ずっとアララト山を眺めていた。
9:48、待ち合わせのロビーに向かう。
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10:00出発。
11:00頃降雪あり。
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11:05、アール着。
道沿いに商店が並ぶ。
空港への道がわからずに何回か地元の人に聞くが全く関係のない話を始めていた。
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11:15、アール空港着。
雪が降っていた。
荷物のX線検査を受け小さな待合室へ。
ここで運転手のBさんと別れた。
二日目、三日目の凍結した山道をクリアできたのも彼のお陰だ。
名残惜しかった。
気がつくと外は快晴。
昼になったが残念ながら中にはレストランがないので昼食は取れなかった。
空港内では金曜の礼拝が始った。
ここは礼拝所がないのでX線検査機のあるロビーで礼拝している。
金曜なのでいつもより礼拝の時間が長い。
14:00位から待合室が混み始めた。
出発が遅れるとの事。
15:49、X線検査、搭乗ロビーへ。
16:30になって搭乗開始。
天気は雪だった。
17:04、離陸。
機内食は初日と同じサンドウィッチ。
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19:07、イスタンブール着。
到着直前のイスタンブールの夜景が見事。
今回は観光できなかったが見どころが多いイスタンブール市内へは将来ぜひ行きたいと思う。
国際便のロビーに移動し、スポーツバーで夕食を食べる。
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最後の食事は食べたかったキョフテを食べる。
満足だった。
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このデザートもおいしかった。
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食後、ガイドのAさんと別れる。
唐突な観光要求にも応じてくれた彼にも本当に感謝している。
若いのにしっかりしたガイドだ。
20:40、出国審査。

免税店でみやげもの探し。
中世っぽい感じのこの銅製の小さなカップや、
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このオスマン人形にもそそられたが、
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「建築模型」という本来の希望に立ち返って、イスタンブールのガラタ塔のミニチュアを買った。
画像では良く分からないが。
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22:30まで土産物屋を見て回った。
22:35、セキュリティチェック。
23:30、搭乗。
24:23、離陸。


3月28日

飛行機はコーカサス地方バツーミの北、トビリシの南を通過。
ちょうど食事、ビールとトルコ風ミンチドビーフ。
この後寝た。
隣の席が空いていたので横になることができた。
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6:50、起きると中国のハミ上空。
8:17、銀川のはるか北の黄河上を通過(画像)。
ここはマルコ・ポーロも通った場所だ。
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9:04、官庁ダム湖を過ぎて北京上空へ。
ここで二度目の食事。
赤ワインとグリルドチキン。
11:10(日本時間18:10)、関西空港着。
やっと日本に着いた。
わずか六日前トルコに到着した思い出が懐かしい。
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初めて訪問したトルコは実に居心地の良い国だった。
中国やイランとは違った雰囲気も新鮮だった。
しかし今回の感動はなんと言っても目まぐるしく変わる風景の連続。
エメラルド色の地中海、雨に濡れた緑の平原、岩山の城砦、雪深い山里、中世の面影を残す都市、三千メートルを越す高山、羊が無数に群れなす大草原・・・。
マルコ・ポーロの地中海からモンゴルの草原への旅を、コンパクトに凝縮したかのような旅でした。
最大の感動はこの点にありました。
今回もガイドのAさん、運転手のBさんを筆頭に、旅行会社の担当の方、参考文献を書いて下さった方々、トルコで出会った方々、多くの方に感謝して終わりにします。


引用・参考文献

書名   :完訳東方見聞録 1
シリーズ :平凡社ライブラリー326
著者名  :マルコ・ポーロ/著 , 愛宕松男/訳注
出版者  :平凡社

書名   :マルコ・ポーロクエスト
副書名  :フビライの古都へ
シリーズ :世界紀行冒険選書 20
著者名  :ウィリアム・ダーリンプル/著 , 大出健/訳
出版者  :心交社

書名   :バイクでシルクロード
副書名  :マルコ・ポーロの道を行く
シリーズ :現代教養文庫 1077
著者名  :T.セヴェリン/著 , 中川弘/訳
出版者  :社会思想社

書名   :地球の歩き方(2008~2009年版) イスタンブールとトルコの大地
著者名  :地球の歩き方編集室/著作編集
出版者  :ダイヤモンド・ビッグ社

書名   :シルクロード紀行
副書名  :イラン・トルコの遺跡を訪ねて
著者名  :折橋徹彦,北川原俊一郎/著
出版者  :花曜社

書名   :トルコの東トルコの西
著者名  :保科真一/著 , 望月敦子/著
出版者  :叢文社

書名   :西アジア史 2(イラン・トルコ)
シリーズ :新版世界各国史9
出版者  :山川出版社

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トルコ東部旅行(ドウバヤズット・昼食と絨毯屋の見学)

14:30、ドウバヤズット中心街のレストランで食事。
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野菜のスープ。
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トルコ風ピザに、ロールキャベツみたいなもの、トマトサラダ。
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牛肉の焼肉料理に串焼き。
パンやライスと一緒に食べる。
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シュツラチュというデザート。
ライスと牛乳を混ぜて焼き、砕いたナッツをかけたもの。
さっぱり系で実に美味しかった。
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15:00、絨毯屋の見学。
この絨毯屋、品揃え豊富です。
ドウバヤズットに行った時はぜひどうぞ。
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絨毯屋の2階で絨毯を織っている所を見させてもらった。
ここは公の補助を受けながら伝統技術の継承を目的にしている。
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8年の義務教育を終えて高校に進学できない娘さんが働いている。
こういう場所はドウバヤズットとカッパドキアしかないそうだ。
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トルコの絨毯はイランや中国の絨毯と違うそうで、ふた結びという方法を使うそうだ。
ふた結びとはタテ糸とヨコ糸を2本ずつ使って結ぶこと。
絨毯はこのように糸をデザインに応じて色を変えながら、無数に結んでは切っていくことで織り上げられていく。
糸を2本使うふた結びはより丈夫である。
織手は画像左上にあるようなデザインの見本を見ながら織っていく。
糸は絹と毛の2種類ある。
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右手に持っているナイフは結んだ糸を切るためのもの。
東方見聞録にある「世界でも無比に美しい絨毯」はこのような織機を使って織り上げられたに違いない。
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シルクの場合、1センチ平方メートルにつき100の縫い目だとかなりの上物で、
それができる織手は引く手あまたとなる。
100~200の縫い目で織れる人は、結婚相手を自分から選べる。
絨毯の出来は働き者かどうかの判断材料になるため、結婚にも大きく影響する。
画像の絨毯はここまで織るのに2ヶ月はかかっているそうだ。
まさに気の遠くなるような作業である。
だから絨毯は高いのだ。
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店の絨毯を見せてもらった。
ドウバヤズットではアララト山やイサク・パシャ宮殿など地元の観光名所の柄が多い。
赤いのは紅花で染めた糸を使っている。
黄色はカモミール、茶はタマネギを使っている。
糸はトルコのブルサの生糸である。
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ホワイトハウスの絨毯はトルコのヘレゲという種類を使っているそうだ。
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これは縫い目100以上の上物である。
手触りもとても良い。
絨毯は高いもので100万はする。
ここでは労働時間=絨毯の値段である。
ちなみに労働時間1ヶ月は給料4万円だそうだ。
イスタンブールや日本で売っている絨毯はかなり割高になる。
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16:30、みやげに建築模型でも売っていないかバザールを探す。
ドウバヤズットのバザールはさすがに小さい。
端から端まで行ってみたが売っていそうな店はなかった。
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ドウバヤズットの青少年は、外国人が珍しいのかからかっているのか笑いながら「ハロー」とか声を掛けてくる。
17:00、みやげ探しはあきらめた。
これで今回の観光は全て終了。
春だというのに秋風に吹かれているような寂しさを覚えた。
17:20、ホテル着。
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20:10、ホテルで夕食。
昨日と同様強面の料理人が出てきた。
キョフテを食べたいと思ったが、トレイの中は空だった。
聞いてみたがやっぱりない。残念だ。
代わりに牛肉にした。
飲み物はアルコールがないのでファンタオレンジ。
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昨晩と同じゲリラが出てくるテレビドラマを見た。
このドラマ、妙に気になる。
歴史物なのか現代物なのか服装を見てもさっぱりわからないのだ。

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トルコ東部旅行(ドウバヤズット・イサク・パシャ宮殿~その2)

建物の中に入った。
ここは台所。
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ここはハーレム。
このように見晴らしの良い部屋が並んでいる。
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ここはダイニング・ルーム。
とりわけ美しい部屋だ。
至る所に様々な彫刻、タイルが施されている。
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反対側の角から撮影。
この部屋で過ごす時間はさぞかし気分の良いものだったろう。
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移動の途中に見えたミナレット。
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テラス。
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テラスから見た風景。
左端にアララト山とドウバヤズットの街、右端には16~17世紀のメフメト・ハニという政治家の霊廟と、紀元前ウラルトゥ時代の城壁が見える。
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霊廟とウラルトゥ時代の城壁のアップ。
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ライブラリー。
側面に壁がんがある。
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モスクに着いた。
ミフラーブ。
部屋全体が軽やかな印象。
光の射し込む様が美しい。
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ドームの台座部分。
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ドームの天井。
かなり剥げ落ちているようだが、天頂部分の細やかさを見るに元は素晴らしい出来ばえだったに違いない。
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モスクの壁がん。
アーチの柱廊が美しい。
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ここは何の部屋だったか覚えていない。
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イサク・パシャ宮殿の観光を終え、外に出た。
ウラルトゥ時代の城壁が良く見える。
左側の窓の両側にウラルトゥ人立像の彫刻がある。
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イサク・パシャ宮殿前から見たパノラマ。
アララト山とドウバヤズットの町並みが広がる。
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観光に来ていたフィンランド人学生を同乗して町に降りる。
彼はトルコ全土を回ったところで、これからイラン、パキスタン、中国まで行くそうな。
彼もまた世界中にいる現代のマルコ・ポーロの一人だろう。

アララト山とドウバヤズットの街の眺め
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トルコ東部旅行(ドウバヤズット・イサク・パシャ宮殿~その1)

山の上のイサク・パシャ宮殿に向かう 39°31'13.67"N 44° 7'44.40"E。
こんな所登れるかという程の急傾斜の山道を車で登っていく。
やがて宮殿の姿が見えた。
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知事イサク・パシャが1685年に造り始めた。
完成したのは1784年、孫のメフメト・パシャの時。
こんなに山奥なのに部屋が366もあるそうだ。
建築様式にはイラン、中央アジアの影響があるとの事。

12:46、入り口に着いた。
杏色とでも言おうか、軽やかな素晴らしい色合いだ。
彫刻も実に繊細だ。
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鍾乳石飾り。
その繊細さがわかると思う。
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入り口を入るとファースト・コートヤード(第一広場?、一の間?)になる。
赤い骨組みは修復中のため。
平成8年に出版された保科眞一、望月敦子著の「トルコの東 トルコの西」のドウバヤズットの章に次の記述がある。
「現在、修復工事が行われていたが、ガイドは、「金がないので、途中までしかできないだろう」などと他人事のように説明している。」
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なるほど、12年経っても修復はまだまだのようだ。
ここでは撮影が行われていてしばらく待ちぼうけを食らった。

撮影していたのは「アラベスク」と呼ばれるジャンルのトルコ音楽のビデオ撮影。
「アラベスク」とはアラブ風歌謡で、悩み事を憂う内容だとか。
思わぬところでトルコ美人を見れた。
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ファースト・コートヤードの一角にある「水とミルクの泉」。
ここは上下水道完備だったそうだ。
若返りのためミルクのシャワーを浴びたという言い伝えがあるが、本当にミルクが出たかどうかは知らない。
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ファースト・コートヤードの隣にあるウェイティング・ホール。
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ファースト・コートヤードに入り口がある牢獄。
狭い階段を下る。
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牢獄の中。
部屋が5つ並んでいる。
山の中なので牢獄まで揃っている。
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撮影が終わってファースト・コートヤードからセカンド・コートヤードに入った。
ここの彫刻は素晴らしい。
モスクも間近に見えて迫力がある。
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モスクのドームとその脇にあるミナレット。
ここからだとちょうど重なって見える。
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モスクと霊廟。
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霊廟の彫刻は素晴らしい。
これはおなじみ生命の樹。
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セカンド・コートヤードから建物に入る。
建物の入り口の周りの彫刻も美しい。
下のほうにライオンの彫刻が見える。
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これも生命の樹だろうか?素晴らしい造形。
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トルコ東部旅行(ドウバヤズット・アララト山麓の放牧風景)

来る途中で見たアララト山麓の放牧風景を撮りたくなった。
11:35、Aさんに頼んで適当な場所で車を止めてもらった。
いるわいるわ、羊が群れている。
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遠いところにも近くにも。
牡羊はとがった角が怖そうなので近付かないことにした。
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「この国にはまたその中央部にコップ型の高山があって「ノアの箱舟山」と称せられているが、その理由はこの頂上に箱舟が安着したという伝説に基づく。
この山は山体がすばらしく広大で、周回するには二日以上もかかるし、深い万年雪に覆われているため、まだ山頂を窮めたものは誰もいない。
この雪解け水に潤わされて、山麓の緩い傾斜面では草の生育が旺盛で、夏になると近隣の各地からこの牧草を目当てに多数の人々が家畜を連れてやってくる。」
という東方見聞録の記述を彷彿とさせる光景に出会えた。
感動のあまり言葉を失った。
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Aさんが、草原に入るよう促した。
羊飼いがお茶でも飲まないかと誘ってくれているらしい。
素晴らしい草原に足を踏み入れる。
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Bさんは実家が酪農農家なので、羊飼いのじいさんと話が弾んでいた。
お茶を飲んでいると牧羊犬が寄ってきた。
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羊飼いに頼んで写真を撮らせてもらった。
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クルド人との事なのでクルド語でこんにちはを言ってみたが通じなかった。
今日が今年最初の放牧だそうで、全く運が良かった。
放牧は3月末~9月。
春の終わりに羊毛を梳いて織物を作る。
草木、木の実、花、葉を使って織物を染める。
売ったり自分で使ったりしているそうだ。
嫁入り道具にも使われる。
夏は昼間は暑すぎて放牧しない。
この羊は全てがこの羊飼いのものではない。
色々な家の羊を委託されて放牧している。
どの家の羊かは、耳の印でわかるそうだ。

近くに親子の羊がいた。
生まれて1時間半しか経っていないそうだ。
ふらふらしながら歩く子羊、その様子を気遣う親羊、その姿に心動かされる。
トルコの羊はしっぽのところに脂肪が集まっているそうだ。
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子羊は、頭に触ったらまだ濡れてごわごわしていた。
本当に生まれ立てだ。
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まだへその緒が付いている。
親羊はこれを噛み切ろうとしているようだ。
私から見れば親子の情愛麗しい姿だが、羊飼いから見ればメシのタネ。
羊飼いは子羊の首根っこをつまんで連れて行った。
Aさんと顔を合わせて苦笑した。
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羊飼いのロバ。
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カメラを向けると嫌がってそっぽを向いた。
どんなに回り込んで撮ろうとしてもダメだ。
12:05出発。

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トルコ東部旅行(ドウバヤズット・「ノアの方舟」)

10:35、ノアの方舟着。
「ノアの方舟」とは、ノアの方舟が埋まっているのではないかと言われている場所で、1985年に発見された。
もちろん何も見つからなかった。
でも観光地になっている。
画像は「ノアの方舟」近くの博物館 39°26'33.49"N 44°14'0.69"E。
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入り口には世界中の旅行会社のステッカーが貼ってある。
なぜかはわからない。
こちらのほうが謎だ。
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中には入れなかった。
博物館というより休憩所といったほうが近い。
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ここから見たパノラマ。
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画像中央左寄りにアララト山が見える。
それにしても赤や緑に染まった大地の色が素晴らしい。
ここはアルメニアの国境も近く、ラジオ放送が聞こえた。
アルメニアはかつての虐殺事件もあり、トルコとは仲が良くない。
しかし国力差もあり、国境付近で問題は起きていないそうだ。

それで肝心の「ノアの方舟」はと言うと、これである 39°26'25.60"N 44°14'4.38"E。
地面が巨大な舟形になっている。
途中から舟形が土で埋まっているが、この中に方舟があると言うのだ。
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近くまで行ってみた。
これがその核心部分。
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しかしこのような舟形地形はここに来る途中、大きいものから小さいものまで多数あった。
温度差で地面に入った亀裂だそうだ。

この近くにはクルド人の村があった。
ちょうど学校から子供たちが出てきた所だった。
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あまりにかわいいので写真を撮らせてもらった。
彼らは喜んで応じてくれた。
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しばらくすると子供たちがどんどん増えていった。
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11:05、出発。

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トルコ東部旅行(ドウバヤズット・メテオホール)

9:00、Aさん、Bさんとロビーで待ち合わせ、観光に出発。
出発後しばらく経ってからフロントにパスポートを預けっぱなしなのを思い出して引き返す。
国境近くで検問が多いので危ないところだった。

今日の観光場所ですが、ドウバヤズット(メテオ・ホール→ノアの方舟→イサク・パシャ宮殿)の予定。

車は国境近くを目指して走る。
アララト山麓の草原では放牧が行われていた。
壮大な眺めだ。

Aさんからアララト山の概要を聞く。
アララト山 39°40'29.20"N 44°19'26.00"Eは高さ5137m、ヨーロッパのどの山よりも高い。
もちろんトルコ最高峰。

頂上から南東方向に高さ3896mの小アララト山を従えている。
小アララト山でさえ富士山より高い。
アララト山と並べるとそうは見えないが。

4月末~8月が登山シーズンだそうで、早ければ一日半で頂上まで行けるとか。

旧約聖書のノアの方舟の漂着場所と言われ、1876年にドイツ人考古学者ら12人が方舟を探しに登った。
アメリカ人宇宙飛行士のアーウィンは宇宙から方舟を発見し、1980年に登りに来たが見つからなかった。
コーランではここではなくジュディ山という場所に漂着したとされているそうだ。

やがて軍事施設が次々と現れた。

9:28、イランとの国境検問所に到着 39°24'32.00"N 44°22'40.69"E。
こんなに近くだったとは。
国境を行き来する車が並んでいる。
緊張する場所だが国境越えは簡単だとの事。
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最初の観光場所、メテオホールに行く道路は国境地帯。
中世さながらの石の砦に兵隊が詰めている。
9:31、検問を受けた。
Bさんは昔兵役でイラン国境にいたことがあり、彼らと親しそうに話していた。

メテオホールに着いた 39°25'13.48"N 44°24'6.48"E。
メテオホールとはその名のとおり隕石口である。
説明板によると直径35m、深さ60m。
1892年9月に落ちたそうだ。
言い尽くされていると思うが、ここに書かれている世界第二の大きさのクレーターというのは信じがたい。
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上の建物と比較すると深さがわかりやすい。
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さすがに人間と比較するといかに大きいかがわかる。
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穴の底。
隕石は運び出されて今はないそうだ。
穴の周囲には黒い石が転がっている。
熱で溶かされた岩石かもしれない。
拾って持ち帰った。
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このあたりのパノラマ。
荒涼とした風景が広がる。
左には国境の軍事施設がある。
右の山はイランの山だ。
Bさんは国境のイラン兵とタバコや雑誌をやりとりしたことを懐かしそうに話していた。
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元来た道を戻って今度は「ノアの方舟」へ向かう。
戦車や装甲車が並んだ軍事施設のそばを通る。
兵営の壁には「無理はありえない。絶対に何でも成し遂げられる」という標語が書かれている。
山道を車でどんどん登って行く。

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トルコ東部旅行(ドウバヤズット・アララト山と街の朝の眺め、朝食)

3月26日

寝れた。
でもまた変な夢を見た。
4:40頃、アララト山の方角を見たら日の出前だった。
山の右側の空が赤くなっている。
日の出を見たいと思い、横になって5:12に見たら既に太陽がすっかり出てしまっていた。
画像はその時のもの。
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6:38、太陽に照らされて山肌がまばゆいアララト山を撮った。
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7:50、ホテルのレストランに朝食に行く。
夜と朝で使うレストランが違う。
朝食はバイキングで、トルコの代表的な朝食の食べ物が並ぶ。
パン、ソーセージ、チーズ(白いやつと黄色いやつ)、トマト、キュウリ、棗、バターとジャム。
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観光には時期はずれかと思うが、宿泊客はそこそこいた。

8:20、朝食を終えレストランから屋上に出る。
ここは眺めが良いので写真を撮りたくなった。
昨日故障したカメラが直らないか部屋に戻って試したが、やはりだめ。落ち込む。
仕方がないので使い捨てカメラを使ってパノラマを撮った。
アララト山や岩山を背景に塀で仕切られた田舎の家が立ち並ぶ様は圧巻。
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こちらは反対側の方角。
幹線道路が通る。
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トルコ東部旅行(ドウバヤズット・ホテルと夕食)

ドウバヤズットの街並みが見えてきました。
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16:55、ドウバヤズット着。
本当にアララト山に抱かれた町です。
Aさんは田舎の匂いがすると言いました。
冬の燃料用の家畜の糞を燃やす匂いです。
最初は気になりましたが、慣れるとのどかな気分にさせてくれます。
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ホテルに着きました。
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さっそく部屋へ。
Aさんがアララト山が良く見える部屋に変えてくれました。
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バスルーム。
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部屋から見たアララト山とドウバヤズットの夕景。
明日も晴れますように。
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19:50、ホテルのレストランに行く。
少し強面の料理人?が出てきて最初ビビった。
何か用か?みたいな感じで。
料理は鶏肉、牛肉、キョフテの中から自分で選ぶ。
まずはスープ。
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トルコパンは相変わらずもちもちしていて美味しい。
サラダはアメリカン・シーザー・サラダにした。
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今日は鶏肉のグリルを頼んだ。
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味は今までのホテルで一番悪かったなあ。
でも田舎の町なので仕方がないかな。
20:40に部屋に戻った。

夜は犬がうるさい。
町中の犬が吠えているんじゃないか。
アララト山の方角をデジカメで撮った。
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当然アララト山は写っていない。
寝具が薄くて大丈夫かと思ったが、暖房が効いているので問題なかった。
ゲリラが出てくるテレビドラマを見てから21:30には寝た。

ドゥバヤジット[トルコ]旅行ガイド ~フォートラベル~
http://4travel.jp/overseas/area/europe/turkey/doubayajito/

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